小松菜の話

冷たい雨が午後からふってきました。

 小松菜の播き時はたぶん種の袋の裏を見ると
1年中播ける事になっていると思います。

 幼稚園や小学校での
失敗をお話しましょう。
まず袋には結構多くの種が入っているのですが
2cm間隔くらいの筋蒔きで充分です。
プランターだと3列がやっと。
それ以上は播き過ぎです。
後から、間引きをしながら育てるにしても、
多すぎるともやしになりますから、この程度に。

 次ぎの失敗が播き時です。
新学期が始まって、
もたもたしていると5月過ぎに播くことになります。
カリキュラム上仕方がないこともあるのですが、
路地(外)では暖かくなると虫と病気が大発生します。
6月を過ぎると、小松菜にとっても暑すぎます。

 2学期が始まって、
すぐに播くとまだ暑すぎるのですが、
行事に押されて、
11月過ぎに、播くと寒くて成長が押さえられます。
しかもいくらか育って、
寒さにあうと花芽分化が起こり、
小さいうちに花の咲く用意をするので育ちが遅くなり、
小さいうちに花をつけてしまいます。
特別な施設(ハウス、加温施設、あるいは冷房、農薬など)
がないところで、育てるには、
育てやすい適期があるのです。

 というわけで、
暑い時期と花芽の出来てしまう時期に気を付け、
体験農園の小松菜の作付けが
練馬あたりでは失敗のない時期に、
2度設定されているのが
分かっていただけると思います。

 小松菜の栽培で、今年、
農園では寒冷紗を
長くかけることをお勧めしました。
これのおかげで、無農薬栽培が実現しました。
寒冷紗をかけることはお日様をいっぱい浴びた作物ではないので、
一見不自然なことにも思えたのですが、
育ちが早く、柔らかく、いい事尽くしでした。
蒸れることや少しでも虫が入ると大発生の恐れはあるのですが、
作付けの時期が、長くずらせると思います。

 小松菜は、アブラナ科の植物です。
アブラナ科の花は、菜の花です。
寒さにあって、花芽分化が起こるので、
小松菜だけでなく
春にその仲間のナノハナ畑を見たければ
これも、時期を考えなければなりません。

花芽が出きる時期花芽分化の話は、また今度。