タネナシブドウ。

annietakahama2006-05-31

 久しぶりに光が丘へ行くと
カラタネオガタマのにおいがしてきました。
イチョウ通りの3−3−5付近です。
バナナのかおりがします。
 初めて学校で見たときはその香りにびっくりしました。
歯磨きメーカーの方が、見学に来たほど、
バナナの香りが強烈なのです。
・最近はたまに見かけることがありますが
普段は目立たない木で
この時期だけ香りで主張します。
ちょっと遠いけど
板橋区役所の生垣にもありました。

花は、それほど厚みはありませんが、
どんぐりの皮をむいた白色ところ似にて、
少しクリームがかった肉厚の花びらをしています。

イチョウの葉陰が気持ちいいほど、
今日は晴れて暑くなりました。

花と緑の相談室のほうの
バラ園も素敵でした。

 写真はうちのぶどうの花。
この時期にジベレリン処理をすると
種無しブドウができるのです。

 ジベレリンは植物ホルモンで、
稲のバカ苗病という菌の中から見つけ出されたホルモンで、
もともと、ブドウの摘果作業を楽にするためのホルモンとして
つかわれていたのが種無しになることがわかり、
広く使われるようになったと、習いました。
その説であっているかな。

 タネナシスイカのような種類があるわけでなく、
人の手によって、種ができなくなるのです。

 子供の頃はデラウエアも種があったけれど、
今はほとんどないし、
巨峰なども種のないのがあるから、
近い将来、ブドウに種があることが
信じられなくなるのではないでしょうか。
種のあることのほうが不自然なような・・・。

うちのブドウもそこそこなるのですが、
タネがあるせいか、あまり食べてくれません。

それでも、夏の夜、台所の光でライトアップされ、
ちょっときれいな窓辺になると、
近所の方に言われました。
今度、お見せしましょう。

今日の一言
知らないことがおいでおいでしてる。