お迎え火

annietakahama2006-07-13

 うちには仏様がいないので、
迎え火の経験はありませんが、
おとなりで、おがらを炊いていました。

 遠い昔、幼稚園で、
ナスの牛と、きゅうりの馬が
置いてあったような記憶があります。

練馬でも7月にお盆をするところと、
旧暦でやるところとあるそうです。
2回あるのは便利なようなややこしいような。
私は旧暦のほうが日本の風土に
合っているように思います。

 まだ野良仕事はひと段落していないし、
だってこんなあついうちに、
仏様だって帰ってくるの大変だし、8月も暑いけど、
いくらか夜が長くなっているでしょ。
それを拝むお坊様も大変だし、
夏休みじゃないし。
なんて、迎えたこともないのですが。

以前働いていたところも旧家で、
そういったことをちゃんとするお宅でした。
 ボスのお宅もたぶん今日は、
お迎えにいらしたのではないでしょうか。
 その土地によって、
迎え方、送り方に違いが、あるのですね。
皆さんのところはいかがですか。

 先日なくなった伯父は、
49日を過ぎていないので、
仏様になっていないので、
お盆には帰ってこないのだそうです。
 というより、
仏様になっていないのだったら、
まだ、その辺にいるのかもしれませんね。

 死んだ人に対する思いがなんだか暖かで、
こういう行事は伝えたいものです。
うまく伝えられるでしょうか。

練馬は35度を越えたようです。
吸い込む空気が体温より暖かな感じがしました。

 こういう日は、
炎天下の作業はくれぐれも気をつけてください。
倒れていても背の高い作物に隠れて、
発見が遅れてしまう可能性も高いですから。

 かく言う私も「もう少し」という気持ちが、
危ないときがありましたから。

今日の言葉
木陰の季節