根粒細菌

annietakahama2006-07-17

 雨が降ってしまったので、
今日はお休み。
カメハメハ大王です。

 今度お会いできるのは
金曜になってしまいます。

 写真は大豆の根です。
まるいかたまりがわかるでしょうか?
 昨年は根瘤線虫によって、
根そのものが節くれだってしまいましたが、
それとは違います。

 根粒バクテリア(根粒細菌)が根について、
空気中、土の中の窒素分を集めて窒素肥料を作って、
吸収するのです。
 マメ科の植物を育てるときに窒素肥料を控えるのは、
このように、自分で作るためです。

 よく観察すると、
レンゲや、クローバーなどの
小さいマメ科の植物にも根に、
丸いものがついているのがわかります。

 こういう植物を育てて、
根粒がたくさんできてから、
畑にすきこむと、
自然の肥料が、得られるわけです。

 ただし、今では、化学肥料のほうがずっと
肥料効果が計算しやすいです。
 又、窒素肥料ができないうちにすきこむと、
マメ科の植物が腐ることの弊害も、
面倒なようです。

 今年、ねぎの根元に、
枝豆の取った、後の枝を、敷きました。
こういう利用はどんどんしたいと思います。

今日の言葉
まめに暮らす。