庭の手入れ。

annietakahama2006-12-14

夏の間綺麗だったポーチェラカが
枯れたところです。


まだ霜のあたらない中のほうは、
枯れていませんが、
もう少し寒くなり、雪でも降ったら余計に、
枯れてしまいます。


うまい具合に、カバーになって、
ブルーベリーの根元を、
保護してくれるといいですね。
あとは、ポーチェラカが、
肥料をどの程度、すいとってしまうかが問題ですが、
なかなかいい具合です。

今日はうちの庭の手入れ。
ブルーベリーが数本あるので、
早速習ってきた剪定をしました。
でもなかなか、蕾があると、もったいなくて、
思い切れませんでした。


でもさすがに教えていただいた甲斐があって、
手の付けようがなかった株が、すっきりとしました。


明日は、ファームの本番がんばります。


ウチのブルーベリーは、
福田さんのところでいただいた
枝を挿したものが
ほとんどです。


地植えにしたスパルタンは、鉢のものより、
成績が悪く、なかなか、蕾を持ちません。


鉢の中の用土は、
ピートモス腐葉土が半々です。


大きく育つようにと地植えにしたのですが、
いろいろなものが植わっていたり、
コンクリートの影響か、
アルカリ性の土なのかもしれません。

表に出ていると、農園に向かう人、農園から帰る人に
あうことができます。
もう少し掃除力がついたら是非遊びに来てください。

今日の言葉
言い方を変えると受け止め方も変わる。
言葉は言霊。伝わらなくては意味がない。





2005-12-14 腐葉土
今度の土日は落ち葉集めですよー。
・ 
有機肥料の話を少し。


米のとぎ汁を、鉢にやりましょう。
なんてことをアナウンサーがいっていた番組があったけど、
強い植物なら、枯れないかもしれけれど、
具合の悪くなることが多いです。

米のとぎ汁には、有機物は入っているけれど、
水分ばかりで、しかも、
米の粒子が水の中に入っているというだけで、
成分が溶けているわけでは有りません。


有機物は、分解されて、初めて、
植物が吸えるのです。

分解するには、虫や微生物の力が必要で、
米のとぎ汁をやったら、
カビが生えたとか、
いやな匂いがしたとか、
虫がわいたとかいったことが起こり、
微生物が増えて、
肝心の植物まで、分解。
ということが起こるのです。


たまに分解のバランスが、
うまくいっているときには、
植物がよく育つこともありますが。

以前、畑の中に、生の野菜くずを入れている方が
いらっしゃいました。
これは、有機肥料の間違い。

落ち葉をそのまま畑にすきこむ農法や
糠を播く農法も有ります。


しかしそのときも落ち葉や、糠が完全に分解して、
微生物の働きが落ち着いた頃まで待って、
作物を植えるまでの間を置いて、
よーく分解した頃に、根が届くような、
距離を置くなどの、配慮が必要です。


まして生の植物は腐敗菌が多く繁殖します。

落ち葉が良いのは
一度乾くことで、分解しやすいのと、
悪い菌が発生しにくいことがあります。


動物性の有機物は、悪臭が多いのと、
ミミズなどが余り好まないことがありますが、
肥料分は、落ち葉より沢山あります。


落ち葉の堆肥を腐葉土といい、
よく分解された物はそのまま土として、使えます。
肥料分はあまり有りませんがほかの肥料の効き目をよくしたり、
土を柔らかくするための作用のほうが、期待できます。

体験農園では、毎年皆さんが集めてくださった落ち葉のおかげで、
有機物のたくさん含まれた土が本当にふかふかして、地力があるのです。

というわけで、腐葉土にするために、
落ち葉集めはとても大切なことなんです。


長くなりましたが
ぜひ参加して良い汗流しましょう。