郷愁を誘う風景
私の実家は文京区千石。
昔は、駕籠町といい番地は西丸町。
夫の実家もさることながら、
町の変わりようといったら、
国道17号線の区画整理で、
道路の幅が、大幅に、広がったから、
それに伴い、人の移動もあったし、
昔の面影はずいぶんとなくなってしまっています。
映画館もあったし、
比較的大きな町だったなんて話を、
姉妹たちとするけれど、
母が、戦前は、
お茶畑だったなんてはなしにまで及ぶと、
町は変わっていいもんなのかもしれないと、
考えを改めてしまう。
千石の、このあたりも、昔あった商店はだいぶ、
なくなっている。
実家でさえ、大きなビルに、
入っているわけだけど。
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地に根付いた、農業の形も変わってくるかな。
屋上緑化の一環で、
田んぼに挑戦しているところもあるという。
しっかりした管理ノウハウと脱穀精米の設備まで整っていれば、
屋上の太陽を、たくさん浴びた、東京産コシヒカリは、
良い品質のものが出来るかもしれないし、
利用者も多くなるかもしれない。
案外米どころより、
いい出来だったりして。
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しかし、かやぶき屋根のおうちや、
田舎の風景が、懐かしいのは本当にどうしてだろう。
日常の中に、近くにそういうものがあったわけでもなく、
そんなには、体験しているわけでもないのに。
体験農園にある、納屋を見て、
とても喜んでくださる方が多い。
とても郷愁を誘うらしいのだが、郷愁といっても、
ご実家のあたりにあったというわけではないらしい。
私には見慣れたなやだけれど。
畑の隅から、眺めると、なるほど、
懐かしく、落ち着く風景なのです。
何で懐かしいのかは、
やはりよくわかりません。
体験農園もいいけれど、
今度は風景も楽しみにいらしてください。
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写真は、アボガド。
暖冬なんですね。
大きくなってもいつも冬に枯れてしまって
ここまで大きくなったのは、初めてです。
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今日の言葉
夢は見ない。
目標を掲げてみる。書いてみる。声に出してみる。夢が夢でなくなるようにする。
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2006-01-03 レタスの仲間を育てよう。
写真は、昨日の続き。
包丁で切ったサニーレタスから
芽が出ているところです。
しばらくすると、市販の物のような、
株にもどリます。
切るときに、成長点を傷つけないようにしてください。
栄養状態がよければ長く楽しめます。
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年配の方はレタスのことをチシャといいます。
サンチェのことをカキチシャというのは
外側から葉をかいて収穫するレタスの仲間という意味です。
残った茎が山くらげの仲間だというのですが、
作り方がよくわかりません。
山くらげ用の種を求めたこともあるのですが、
育つには育つのですが葉は食べにくく、
茎も、どう干して良いのやら。
買ったほうが手軽で安いかも。
育て方作り方を御存知の方はお教え下さい。
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サンチェは1枚ずつかきとって、出荷しますが、
サニーレタスもこういう形が可能なら、
収穫時期が長く楽しめるのですが、
今はレタスと同じように、1株ずつの出荷です。
農家ではやっていない収穫の仕方です。
外葉からとるのも良いし、
包丁で全部切るのも良いし、
プランターでも簡単に出来るので、
ぜひやってみてください。
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前にも書きましたがこの種は、
覆土を余りかけると、芽が出ません。
かけないで、常に、湿り気のある状態にしていると
芽が出やすいです。
湿った新聞紙をうまく利用するのもいいと思います。
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2月半ばになれば播けると思います。
霜の降りるような寒さには弱いので
5度以下にはならないように。
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プランターなら、
今ごろでもおうちのなかで播くことが出来ます。
大きくなってからの移植は難しいですが、
小さいうちなら出来るので、
今から準備をしてみてください。