アーティチョークはいつ食べる?

annietakahama2007-06-05

体験農園に参加して、
ご自分で、農園を持つ方もいらっしゃいます。
ここで学んだことを、生かしてもらえたら、
こんなにうれしいことはありません。


また学んだことを、学校のサークルで、
生かそうとがんばっている方もいらっしゃいます。


地域の屋上で、大きなプランターでの菜園に挑戦する方も。
屋上緑化では夏に、いかに手をかけないですむかばかりを考えていたのに、
楽しみたい方がいらっしゃるということ。


そう、植物を育てる面白さは、人一倍、分かったつもりでいたけれど、
いつの間にか、商業的な思考回路になっていたようで反省しています。


ガーデニングブームのお陰で
多くの方が、栽培に関心を持って、
それはいいことなんだけれど、
あまりに農薬も肥料も、使い方が分からないまま
使用していることも多いようで、
話を聞くと、ぞっとしてしまいます。


薄めてすぐ使えるタイプのものもあるのですが、
1000倍くらいに薄めないといけないのに、
原液で使用していたとか、
効くからといって、濃度を守らなかったりね。


売り手も、お手軽さを前面に出して、
使用上の注意をよく読んでなんていっても、
とっても小さな字で、
本当に使う人に読んでもらいたいのか疑問です。


それに、販売する人の知識のなさも問題です。


プロの農家の人だって、
効くか効かないかしか大事におもっていない人もいるし。
栃木のイチゴ農家のように、
まじめな信用の置ける人たちが育ってほしいものです。


素人の、園芸を愛する方々、
今一度、怖いことをしていないか、
振り返ってみてください。


ここまでは農薬をかけずに、がんばれました。
麦畑の麦も、青々と茂る大根畑も、
農薬まいていないんですよね。
すごいと思いません?


薬をまいた日から何日目だったっけ?
なんてことをまったく気にしないで、
収穫できるわけですよ。


当たり前のようで、このように踏み切るって、
とっても勇気の要ることです。


アリがでただけで大騒ぎする人もいるわけだから、
なかなか、分かってもらうのは、難しいことですね。

ブラックベリーの花が満開です。
実が膨らみ始めてきました。
あっという間に成り出し、
あっという間になくなってしまいます。
いろいろな収穫が重なるから、
うかうかしていられません。

葉の中に隠れていた、
アーティチョークの蕾が
あがってきました。


大きな株のわりに、
きっとたいした収穫はないだろうと、
おもっていますが、
ちょっと、楽しみで、
やはり期待していたり・・・。


サイゼリアで食べた、アーティチョークのサラダはおいしかった。
缶詰か何かでしょうが、メニューになくなってから、
あまり行かなくなってしまいました。
また復活するかな?









2006-06-05 農薬 好き?
 写真は、カモミールとタイム。
カモミールはそろそろ、抜こうと思っています。
金曜あたり、処分したいのですが、
捨ててしまうのにはもったいないので、
ご利用できる方は、いらしてください。
ただし、草むしり手伝ってね。

店用の大根30本抜いて、
体験農園にいらしていた方とお話。

勝手に良いように解釈してしまうけれど、
実はとんでもない誤解について。
東京都動物愛護相談センター
という名前からは、
愛に満ちたものを感じるけど、
実は連れて行かれた子猫は、
即日処分ということ。
一生懸命里親を探していたその方は
憤慨していました。

知らされていないことが多くて、
勝手な思い込みはいろいろあるわけで、
の中甘くないんだなあと、思いました。

後はひたすら草むしりでした。
草むしりの中にも発見があります。
同じ雑草でも発芽時期がずれています。
大きいばかりがいいわけでなく、
いい条件で伸びた雑草は抜かれますが
小さくて、実のついたものは免れることが多いです。
こんなことも植物の知恵でしょうか。
おかげで、一年中草むしりをしなければなりません。

キュウリの葉っぱにモザイク病が出ています。
うつるので、早めに取りたいのですが、
葉を取ると、光合成の量が減るため、生育が落ちます。
どうせ枯れてしまう葉ですが半分くらい病気が出たところで、
とるようにします。


薬をまくといくらかは防げますが、
露地でやると、土壌消毒から植え付け時から、
ずっと消毒をしていないと効果はありません。
病気が出るより早く大きく育ってほしかったのですが、
今年は育ちが悪いので、難しい方が出てきそうです。
苗が小さいうちに、雨が多くて
肥料が効きすぎているような株もあります。

せっかく農薬を減らしているのに、
ご自分で、薬をお持ちになり、まいてしまう方。
お気持ちはわからないわけでもないのですが、
どう対処したら良いか教えていただけませんか?

残留農薬制度(ポジティブリスト制度)が
18年5月29日から施行されることになりました。


資本主義の日本で、
農林省がよく動いたなと感心したのですが、
ここが規制を設けなければならないほど、
残留農薬があるということでしょうか。

詳しくは農林水産省のホームページ、
残留農薬ポジティブリスト制度とドリフト対策について」
http://www.maff.go.jp/nouyaku/drift.html
をご覧ください。

もしわかりにくいことがあれば、
いくらかは、お答えできると思いますが、
こういったことへのご意見なども
皆さんで、話し合えると、
良いなあと思っています。

今日の一言。
日々是精進