農薬を使う農業しか知らない農民。

annietakahama2007-10-21

写真は、ラグラスの芽吹き。
ほとんど雑草みたいです。

100円ショップで買ったスプレーが、
いいと教えてくださる方がいました。
用意してある、噴霧器の調子が悪いための、
お知恵だと思います。
が、農薬もって帰ったりしてもらいたくないですね。


こちらのほうで用意が出来るといいと思います。
これくらいの畑だったら、
ハンドスプレーで十分だということ、
いいお知恵をありがとうございました。


ただ、あまりにもお手がるに、
思わないでほしいものです。


使わないにこしたことは、
ないのですから。

今年はアブラムシの被害が去年よりずっと少ないようです。
昨年の写真のような被害は、でていませんし、
びっしり葉の裏に付く、アブラムシの姿も見つかっていません。
まるっきりいないというわけではありませんが、
発生自体が少ないようです。


今年、感じるのは、
自然のバランスが、
うまくいき始めているのではないかということです。

夜盗虫の害が、ひどいようですが、
見つけることが出来ると、その株に、
新たな痕跡がありません。


新たに、卵を産む時期でもなく、
夜盗虫自体、大きいものなので、そろそろ蛹になり、
食害がなくなってきます。


だから、薬はもう用意しません。


まだしばらく大変でしょうが、
見つけて、つぶしてください。


キャベツなどは、これから播き始めるから、
けしてあきらめて、捨てたりなどしないでください。

芯くい虫は、もうほとんどいなくなりました。
いても、大きな株になっているので、
付いても、大きな害になりません。

わき芽がたくさんでている、キャベツや、白菜は、
元気な芽をひとつ残して、掻き取ってください。
もうだいぶ大きくなっているので、
分かりやすく取ることができると思います。


芽が大きくなっているので、掻き取るときに
株自体を傷つけないようにしてください。

中国野菜が危ないと、どこの局もこぞって、
取り上げています。その中の言葉。
「農薬を使う農業しか知らない農民。」


中国や、南の国の農民だけではありません。
日本の農民だってそうだし、
農民もどきだって、そういう人多いのです。


もどきって、私たちみたいなこと。

自分のところはそんなにひどい事していない。
と言い切れない人、いると思う。


農薬を使う農業しか知らない農民。
そんなことを考えたこともない消費者。
そうなんですよね。


無知が悲劇を生むんです。


スイスやドイツやアメリカなど、先進国で作った農薬を、
自分の国では使わないようにする動きの中、
無知な人に売りつけるというやり方も、結構汚い。


無知な人にならないように、
農薬を使わなくても出来る農業考えましょうよ。


実践して、練馬高松から発信できたらステキです。





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2006-10-21
アブラムシ退治


体験農園内を回って、指導。

大根の収穫、カブの収穫、にんじんの収穫と、
秋作の収穫が始まりました。

写真はアブラムシの害にあった、
大根です。
ここの畑の方はしばらく見えていないようでしたが、
早く手当てをしていればこうならなかったのに残念です。


うまく指導ができなかったのも、
残念です。


雨がほしいところです。
雨が降ると、
いくらかアブラムシの発生が抑えられます。

農園では
殺虫剤は、この時期用意しません。


ニコチンを播いて、
いる人がいますが、
くれぐれも注意してもらいたいものです。


化学農薬に比べれば、
自然界で分解するものですが、
濃度、使い方、
残留性などには、よく注意し、
収穫期なども気を使ってほしいです。


白菜に、アブラムシがつくとこれは手で取るのは、
とても大変です。
薬に頼らざるを得ないかもしれませんが、
何か手立てがあればと、考えています。

ほうれん草をまいた土が
とても固くなっている気がします。
土を中和させるために、まいた、
石灰のせいでしょうか。


草木灰アルカリ性ですが、
ほかに石灰に変わるもので、
土がやわらかいままでいられるものは
ないでしょうか。

今日の言葉
急がば回れ