教えたいこと
ハーブの本を作っています。
4回目の撮影日。
家から現場まで、鉢を持っていったり持って帰ったり。
大変だけれど、
家族の協力があってできること。
ありがとうございます。
本を書くというのは
作者だけが働くのかと思ったら、そうでもない。
編集者の森田さんが中心となったチームモリタに、
参加している一員なのです。
ハーブの本を書くというけど、
ハーブの本なんて、イーッパイあって、
珍しいことでもないし
結果的には、
図鑑に、ちょっとコメントが入ったようなものに、
収まってしまうかもしれません。
けど、今日
編集の森田さんと、
撮影の清水さんと、話して、
自分の、目指しているものが
少しずつ、わかってきた様な気がします。
・
「西の魔女が死んだ」をよんだなかに、
ラベンダーの上ににシーツを干しておいたり、
サンドイッチを作るのに、
庭のナスタチュームを、
孫にとらせに行ってつかったり、
そんなさりげない日常が、
とてもステキに描かれているのです。
じゃあやってみる?
といわれて、できる?
もしかしたら、ラベンダーも、ナスタチュームも
知らないかもしれないし、
(知らないと想像もできない。よね)
シーツを置けるくらいの
ラベンダーが育てられる庭が
そもそもないのだけれど、
私、ナスタチュームなら育てられる。
ラベンダーだって、場所はないけど育てられる。
じゃあ、みんなできる?
私も魔女修行をしていたのではないか。
と感じるのは、
こういうこと。
植物を育てるには技術がいるのです。
ごく普通に身につくものだと思っていたけれど、
技術というには大げさなら、コツ。
そんな話をしていたら、
森田さんが、小さい頃
母親が庭の木の芽を取ってきて。といって、
とってきた木の芽を手のひらで、
パンとたたいて、かおりを出して、料理に使ったこと。
紫蘇の葉を取りに行くように頼まれて、
とってきたものをてんぷらに使ったことを、話してくれた。
そういうこと。
背中がゾクゾクってなるほど、そういうこと。
こんなのなくたってそう困らないし、買えばいいし、
さりげない日常の一こま。
でも
木の芽を育てる技術。
紫蘇を育てる技術。
そういうのができないと、
そういうさりげないことができない。
そういうことが教えられる本にしたいね。
木の芽って知ってる?山椒の若い芽のことね。
・
いろいろなハーブを料理に使うという
カメラマンの清水さんが、
「私はセージはこのみじゃない。」と。
そう、今までのハーブの本は、
何か記事にしなければならない、無理があるのです。
セージはハーブの定番だけど、
おいしくもないものを無理やり料理に使ったり、
日常使いようのない生活を強いるような
身のまわりの品にしたり。
ああ、そこのところ、
うまく伝えられるような
本になったらいいなあ。
結局今までにもあるような本に
収まってしまうかもしれないけれど、
こんなことが話し合った上で、できた本は、
どこか違いそうな気がする。
・
植物を育てるって、楽しいのよ。
それが生活にいかされるものならなおさら。
子女の教育に園芸が必要。
といった、母校の創立者。
最近やっとこの意味がわかってきたような気がします。
・
魔女になれる日が少し近づいたかな。
・
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2008-06-30 果実 下実
ファームのブルーベリーも
実が色づいてきた株がちらほら。
今日はブルーベリー園の、草むしり。
剪定もしました。
トマトの誘引をしました。
わきめ、こまめにとっていますか?
・
とうもろこしのベビーコーン、
つまり、2番目になるコーンを、
掻いていたら、
ボスが、取らないで、置いておいたままでいいよと。
アチャー。
みんなには、取るように指導したけど、
そういえば去年は、
とらなくてもいいよといった人もいたような・・・。
両方育ててみてください・・・。
・
ぬかは撒き終わりましたか?
土曜日に、まこうとおもったのに、なかったとか。
ごめんなさい。
今ならハウスにありますが、
お作手も、今度の土曜までに撒き終えてください。
あまり深く混ぜないでください。
・
きゅうりが
カラスに食べられている人がいました。
トマトも気をつけて下さい。
・
警察病院のそばで、
ハンゲショウの葉の
綺麗なお宅を見かけました。
写真にとっておけば良かった。
・
アジサイの花が、色あせ始め、肉厚になってきました。
ドライフラワーの花材に、いいものがたくさん。
もらえないかと、考えながら、自転車を走らせました。
梅の実や、びわの実が落ち始めているお宅も。
ヤマモモはまだ木にいっぱいなって
色付くのを待っています。
ひとんちのお庭、
こんなに気にしている人がいるなんて
思っていないでしょうね。
ありゃ、うちのブルーベリーが
落っこちているよ。
・
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2007-06-30
イモムシから赤ちゃんが生まれた。
農園にいたいも虫を家で飼っていたら、
体の中から、イモムシが生まれた・・・。
考えただけで、ぞーっとするような
ホラー映画みたいなお話を聞きました。
これってイモムシの赤ちゃんじゃないですよね。
と質問されてしまいました。
これたぶん寄生蜂の仲間が、
イモムシに、卵を産みつけていたのだと思います。
・
小学校で、モンシロチョウの単元では、
わざわざ、教材やさんから、
寄生していない、モンシロチョウの卵を求めると、
聞いたことがあります。
真偽のほどは分かりませんが、
寄生していたらしていたで、
いろんなことが学べるのになあと
思ったことがあります。
でも練馬のように、
簡単に、イモムシが手に入らないという環境のところで
こういう単元を、勉強する子供たちには、
教材やさんの、卵は必要なのかもしれません。
先生も大変ですね。
同じ教科書でも活用の仕方が、
きっと地方によって、差があるのだと思います。
練馬も、学校で習わないと、
イモムシ見たことない子いるのかなあ。
・
今日ちょっと面白いことに挑戦。
インゲンみんな取り終わったら、
葉を落とすと、もしかすると、
新しい芽とともに、花がつくかもしれません。
うまくいけば収穫が2度できるかも。
ただ暑さがどの程度影響するか、わかりません。
うまくいくようだったら、後日お知らせ。
良かったら試してみて。
写真は葉を取り払ったインゲン。
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カラスよけのネット、用意しました。
350円の実費がかかりますが、
トマト、被害にあった方は。お勧め。
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2006-06-30
ラベンダーの本格収穫
ラベンダーの本格的な収穫が始まりました。
束ねたラベンダーを買っていくお客様より、
きっと私のほうがいい思いをしているかもしれません。
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暑い中、そよ吹く風に富良野をイメージして、
せっせと花束を作っています。
気分は、すっかり富良野のいしだあゆみ。
髪に挿している余裕はないけれど、
イメージイメージ。
これで今年も北海道に行かなくてすみます。
もっとイメージイメージ・・・
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お客様が畑の中を通っていかれると、
とってもうれしいです。
一番きれいな時期です。
見てみてみてーといった思いです。
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でも畑に招いたお客様は、
ラベンダーの道をさっと通り抜け
とうもろこしを見て感動し、
木にナスがなっているといっては
歓声を上げておました。
エーそっちのほうがそんなに面白いの?
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体験農園にいらしている方も
ぜひこちらの農園に足を運んでください。
大根の香りを抜けると
ラベンダーの香りに包まれています。
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干していた麦を袋詰めにして、
貯蔵してもらいました。
粉にするのが楽しみです。
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トマトが色づき始めました。
ジャガイモの収穫をしている方もいます。
枝豆の収穫をしている方もいます。
お化けきゅうりになっている方もいます。
お化け大根はそろそろ腐ってきています・・・
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今日の言葉
あきらめない。