防虫に寒冷紗
雨が降らないかとひやひやしながら講習会が終わりました。
タネまきと違い、苗を扱うときは、
生モノなので、ちょっと、気を使います。
今回は、キャベツもブロッコリーも。
うちで播いたものが生育がわるく、
お隣のサクマさんちのを分けていただきました。
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初めてなすの根切りをしてから、追肥をしました。
株から30センチのところにスコップを入れ、
根を切ります。一株当たり、4か所。
そこに缶8分の1野8.8.8化成肥料を入れます。
良く効いてくれるといいけど。
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聖護院ダイコンの種をまきました。
穴あきマルチに、一穴3粒ずつ。
1センチくらいの深さ。
寒冷紗をかけて鳥よけと、虫よけ。
寒冷紗をかけるだけで、かなり、防虫効果が期待できます。
この時期まく種は菜の花の仲間つまり、アブラナ科のものが多く、
まず一番に来るのが、芯くい虫。
芯のところが寝床になるので、
芯が傷ついたものは、全く育たないか、
一番育ちのいい生長点が無くなるため
葉の付け根にある生長点が、みんな育ちだし、
栄養が分散され、いい物ができなくなります。
成長のいい芽を一つだけにすることで、
そこそこ収穫ができます。
大きな株になるとつきにくくなります。
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コナガは、卵をうみつけた時に、
取り除けばいっぺんに退治できますが、
孵化した初期に、葉ごと取り除くか、全部つぶすのも、楽です。
それを逃すと、各自一斉に活動しだすので、
あっという間に、レース状の葉っぱになります。
この二つは苗の初期のころに来ます。
いつでも来るのが、
モンシロチョウの幼虫の、青虫。
チョウチョなので、苗のときに、卵がくっついていなければ、
寒冷紗野中に入ることはできません。
こまっちゃうのがヨトウ虫。
土の方から入ってくる。
青虫と違って、表面ではなく、
巻いたキャベツの元の方というから厄介。
これらの活動は暖かい時期。
寒さに向かってだんだんいなくなる。
だから初めの方だけ、しかり、防げば無農薬は可能です。
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ただ、一番困るのが
アブラムシ。
越冬のため集団で、来る。
大根は、葉っぱを食べなければいいし、
キャベツも中までは、入り込まない。
見つければつぶすのも簡単。
問題は、ブロッコリー。
集団で、つぼみの中に入られて、
知らずに茹でると大変なことになる。
白菜も、外側だけなら刷毛でとるという手もあるけど、
中に入るととれない。
今のところ、これが出ると無農薬栽培は無理かと思う。
何かいい知恵があったら教えてください。
ただ、収穫期を、遅くしないことで、
虫がつかないうちに食べられるのではないかと思っています。
時期をずらしたり、畑にちょっと置きすぎたかなと思うとい、
アブラムシがつくようです。
まだ「あそこにおいしいものがあるぞ」と、
アブラムシに知られないうちに収穫するのがミソでしょうか。
プロの農家のように、
時期をずらして、長く収穫するというときは
やはり薬に頼らないとダメなのかもしれませんね。
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畑のバジルを、
鉢に移植。
案外根の張りが浅い。10センチくらい。
こういうこと、気がつくと、
元肥えとか追肥、無駄に播やりすぎないで済みます。
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野菜教室の収穫後、畑の方と、
豊島園近くのイタリアンの店にいきました。
畑とはまた違って、
いろんなお話ができて、
とても楽しい時間が過ごせました。
みなさんと、つながりが広がっていくといいです。
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今日の言葉
宇宙が燃えている ヨウチャンの言葉
ピザのかまどをみて
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2010-08-27
講習会です。
今日はキャベツとブロッコリーの苗の植え付けです。
雨が本当に降りません。
旱魃です。
といっても日本は縦に長く、局地的に雨が降っていて、
さんちごとに、状況が違うので、
まったく何も無いということは無いようです。
水の好きなサトイモは、今までは耐えてきたけど、
急にかれだすことがあります。
雨の降らない時期、水やりしたほうがいいです。
アブラムシも野菜教室は薬を3回撒いていますが、
刷毛で、まめに払っている人のサトイモは大きく育っています。
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にんじんにも水をたっぷりまいておいて下さい。
まだまだ雨の気配は無いようです。
にんじんに、ハダニがついているのを見かけました。
今までに無いことです。
これも雨の降らないせいだと思います。
葉にも水をかけるように、如雨露を使うといいです。
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白菜の種まきは体験農園に、
きょう来た人たちだけの実習で、終わってしまいました。
ハウスの中に、大き目のセルに、植えてありますので、見てください。
乾いていたら、水をやってください。
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今日の言葉
エジプトも、こんな風に砂漠になったのかなあ。
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2009-08-27
今日は撮影
朝から、ハーブの本を作るための撮影。
スタジオまで、
毎回、育ったハーブを持っていきます。
時には虫に食われてしまったハーブも。
そして、回収。
ひとつのハーブを撮るにしても
カットがいくつもあるから、
一日に、そんなにたくさんの種類が
写真に写せるわけではないのです。
巷にあふれる、写真のそれぞれに、
こんな苦労があるのかなーと、
ちょっと見方が変わりました。
それと、
植物の雑誌は、裏側をちょっとのぞいたようで
この角度からの写真はいいなー。とか
上手い表現しているなー。とか、
これは無理があるでしょう。とか、
突っ込みを入れる楽しみができました。
ちょっと無理な体勢で、
じっとしていることもあるけれど、
カメラマンの人のほうがもっと大変。
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いろんな仕事があるものです。
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明日は講習会。
寒冷紗で切れば2枚持ってきてください。
ではお会いできるのを楽しみにしています。
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今日の言葉
はじめましても2度目は知り合い。
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2008-08-27
寒冷紗
写真は、イタリアンパセリに付いた、
キアゲハの幼虫。綺麗な縞々。
触ると角を出し、コレが臭い。
せり科の植物に付くので、
当然にんじんも大好きです。
涼しくなるとチョウチョがいなくなるので、
それまで寒冷紗をかけておくことで、
十分防ぐことが出来ます。
発生はチョウチョが直接卵を産み付けることから始まるので、
コレさえ阻止出来ればいいのです。
それと昼間でも目立つガラなので、
捕まえやすいから、薬を使うほどのことはありません。
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キャベツも、
コナガと芯食い虫とモンシロチョウを寒冷紗で
ずいぶんと防ぐことが出来ます。
夜盗虫が厄介ですが、
コレも防ぐことが出来ます。
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播いたばかりの大根は鳥が好きだから、
コレにも、寒冷紗がほしいし、
小松菜株にもかけたいものです。
モンシロチョウの卵から守るためアブラナ科の植物は、
寒冷紗をかけっぱなしで育てたいです。
モンシロチョウは
真冬でも飛んでいます。
小松菜を播く頃には、
アゲハチョウはかなり少なくなると思うので、
にんじんに使っていた寒冷紗が、使えると思います。
それでも葱、ほうれん草にんじん以外の野菜にかけると
だいぶお金がかかってしまいます。
それなりに、効果は大きいですけど。
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注意することは、
アブラムシは、少なくなるけど防ぎきれず、
少量でも寒冷紗の中にいると天敵がいない分
大繁殖することがあります。
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上手に使って、無農薬野菜を目指しましょう。
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今日はひさーしぶりに、
夫と、営業。
営業といっても、夫が営業中、
車で、お留守番。
ほんのちょっとうとうとしたら、
ワイパーのところに、黄色いものが。
あたりに取締りの人がまだいるのではないかと
あわてて、飛び起き、外へ出たら、
外にいた人と、目があってしまい、
しかも黄色い紙だと思ったのは、
イチョウの葉っぱで、
仕方ないから助手席から運転席に、
移ったふりをしたとたん、
夫が、何やってるの?
と戻ってきました。
一部始終を見ていたらしい。
チョー恥ずかしかった。
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2007-08-27
遅いジャガイモ堀
朝起きて、暑いと、がっかりしてしまう。
バテています。
もう限界は過ぎています。
でも明日の晩は晴れてほしいです。
皆既月食の天体ショーが見たいのです。
お稲荷さんの行事とおなじくらい、
わくわくしているのです。
本当は、2年後の屋久島あたりで見られる、
日食も、行きたくてたまりません。
やはり前世で何かかかわりがあるのかも。
・
今日も、ひたすら草むしり。
お陰さまで、ブルーベリーの下は、綺麗になりました。
追肥と、剪定をしないといけません。
剪定は、今年なったところと、
下のほうの、取りにくいところの枝の整理が主です。
高くなりすぎているところも、早めに、摘めておくと、
そこから、枝分かれしたところに、花芽がつきます。
ちょっと遅いかもしれませんが、
冬に、先端に、花芽ができ他ところを剪定することになるよりは、
いいかと思います。
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ジャガイモの、まだ掘っていなかったところ、
やっと掘ることができました。
きょうのも、堀りたてというのかなあ。
腐ってしまったり、形が悪くなったりで、
早く掘らないと
こういうことになるのだ。
ということを学びました。
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2006-08-27
根の張り
写真はキャベツの植え付け。
ぐったりしていますが土が結構湿っているので、
明日にはしゃんとしています。
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石灰と鶏糞がすでに入っているので、これらは、
後から化成肥料の追肥で育てます。
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ほとんどの作物が
一番根をはり栄養を吸収するのは、
20センチから30センチまでの深さで、
それ以上深くても無駄になることが多いです。
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大根やごぼうなどのように地中深く根を張るものでも
深いところの栄養を吸収するのではなく
一番有機物が分解した表層の
20センチ程度のところから養分を取っています。
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この時期、トマトやきゅうりを抜いてみると
根の張り具合がよくわかると思います。
こういう風に畑の整理するときに
根の様子を観察することは大事なことです。
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どのくらいの深さまで
根が張るものなのかよく見ておくと、
元肥の一番効率よく効く深さがわかると思います。
できればそのときに元肥がよく分解しているか、
そのまま残っているかも、確認しておきましょう。
きゅうりのよく育たなかった人では
元肥えが使われずそのまま残っている人も
多かったのではないでしょうか?
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さてここで復習です。
きゅうり・ナス・トマト・ピーマンしし唐
何で、元肥をいれたのでしょうか?
それと元肥ってなんだかわかっていました?
・
苗を植えつけるときに、
地中深く先に入れた腐葉土などが、それです。
おもいだしましたか。
・
苗を植えつけて、すぐに効いてほしいのが、
土と混ぜながら入れた、
化成肥料です。
・
育ってきて、実のなるころに、
根が伸びてきて、
効いてほしいのが元肥です。
・
土を深く掘って
やわらかくしておくことは大切ですが、
深く肥料をやることは
むだになってしまうこと
わかっていただけたでしょうか。
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こういう実物は、深く根を張っているので
それに対応できる深さに元肥を置くのですが、
それでも微生物の活発に、
活動するのは表層のほうです。
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来年は、今年のことが参考になりますように。
わからないことはどんどん聞いてくださいね。
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今日の言葉
観察・考察