まだ若造

長寿のお祝いは、傘寿とか米寿とかでなくて、
80を過ぎたら、毎年お祝いしていいと思う。
で、父は今日83歳。
母は、張り切って、お赤飯たいていました。
でもおこわとはいえ、だいぶ硬いの。
「失敗したー失敗したー。」と、気にしていました。


ケーキの係りを頼まれたので、この間から気になっていた、
谷中のケーキ屋さんに行きました。
谷中中霊園の、入り口という、ちょっと変わった立地。
でもお客様は、ひっきりなしに、みえていました。


祖母の家は谷中2丁目。
言問い通りは、毎週のように通るけど、
ここに来たのは初めて。
桜が咲く頃はきれいです。
こんなところにケーキ屋さんがあるなんて。


値段はいつも買うのより少し高め。
でも、値段以上に、おいしかったし、
また特別の時があったら、ぜひ、来たいお店です。


イナムラショウゾウというお店です。
父母、姉夫婦 私たちと、6人いて、
みんなで、まわして食べたので、
6種類のケーキが味わえました。


一押しはモンブランで、
次が、サバラン。
母のいう、べちゃべちゃの。という表現がそのままなのですが、
この表現を聞いたら、パテシエの人は、がっかりするかもしれない。
このべちゃべちゃさが、とってもおいしい。
チョコレートのもみんなおいしい。
ただ、イチゴのロールケーキは、
うちの、イチゴのジャムがとてもおいしいので、
ロールのスポンジがとってもおいしいけど、
感動はちょっと、下がるのでした。


ケーキと、コーヒーのささやかな誕生会ですが、
話が弾んで、父はとても喜んでいました。

近くに千石図書館があります。
廊下に、3月の空襲の、写真があり、
団子坂下。というのがあったので、
父に話すると、さっそく行きました。


わかる場所は何もなかったそうですが、
これが、父が初めて図書館に行ったきっかけです。


それで、東京の、少し前の、写真集を2冊借りてあげました。
都心の写真だけでなく、
23区内の、昭和41年から、平成7年くらいまでの、モノクロで、
知っているところが写っているので、面白く見ることが出来ました。
で、練馬って、そんなに変わっているところが少ないの。


今度はこの本を、一人で返しに行って、
利用カードを作りに行ってもらおうと思っています。


姉は、石垣島で、高齢者の、施設に勤めています。
100歳近辺のかたがたをおせわしていると、
80台は、まだまだ若造だそうです。
でも、体には気をつけないと。
大事に使えばまだまだ使えるということでしょう。
長生きしてください。

今日の言葉
図書館には、新しい本がたくさんあるんだよ。
本は、買うもんだと思っていたからさあ。    父
   お父さんいい本があったら買っていいんですよ。





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2011-02-22
都会の野菜


久しぶりに、広尾の段々畑。
もっと草ボーボーになっているかと思ったら、
きれいでした。誰かやってくれたかな?


わー大根の花が咲いている。
後から播いた
大根ができていたの!葉っぱも柔らかそうで。
先生がとりたてを切ってくださり。おいしい。甘い。
せっかくいいのができているのに、
学生さんは、春休み。


さやえんどうも花が咲いてた。
実のなる頃、学生さんは忙しいかな。


ここのふきのとうは、もう花が咲いてしまっている。
斜面一面の蕗畑。全部とるのは命がけだから、すみの方だけね。
やっぱり練馬よりあたたかいのねえ。
やわらかそうなので、これも収穫させてもらう。
開いているからてんぷらにはもてこい。、きれいにできそう。


たらの芽はまだ。
ちょうどいい高さにびわの花。なるかな?
シャカッサイも、もうつぼみがあがっている。
来週くらいから咲きそう。

木苺も、新芽が出てきて、
はよさきたいと待っている。


で、雑草も、大きくなっている。
これも練馬より大きい。
園芸種のポピーが雑草のポピー(ナガミヒナゲシ)に負けそう。


今日取り残すと、今度2週間くらい後にきたら、
とても大きくなっていそうだから、小さいのも逃さずとる。
埋めて土に返す。ラベンダーの剪定。
大きくなりすぎていると雪が降ると避けやすいです。
秋のうちにやっておけばよかったのだけど。


今年は花壇の拡張が決まり、ラベンダー畑にする予定。
学校の名所になるといいな。


3月の終わりには、ジャガイモの植え付け。
今年は何を植えましょうね。

今日は魔女仲間の集会。
ひさしぶりに、旧友に会いに、横浜のほうへ。
東白楽に住む友人の家。
起伏に富んだ面白い町です。


保土ヶ谷英連邦墓地の話を、初めて聞きました。
日本の捕虜となり、日本でなくなった方の墓地があり、
8月のはじめに、追悼式があるそうです。
そういうところも、そういうことがあることも知らなくて、
たぶん知らない人が大半なおかもしれないけど、
知らなくていいの?と、自分に問うような、ことでした。


それぞれの活動がとても励みになり、
まだまだがんばれそうだな。と思って、帰宅。
いただいた手作りクッキー。
おいしかった。

今日の言葉
しゃべりたりない


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2010-02-22
ブルーベリー栽培


ブルーベリーは1本だと、花が咲いても実がつきにくいです。
2本あれば良いということではないのです。
同じ品種は、同じ遺伝子なので、
同じ花粉がついても、実がつきません。
違う品種が必要なのです。


買うときに、ブルーベリー。
ということだけでなく、品種を気にしてください。


よく記念樹などで、配布されるときがありますが
そういうときは、1本しか手に入れることができないので、
花は、楽しめても、実がなりません。


こういう植物は、りんご、梅、などもそうです。
盆栽などで、移動が可能なときは、
そのときだけ、違う品種の下においておく。
というのもいいかもしれません。

日当たりは、いいほうがいいのですが、
鉢植えなどは、夏に、温度が上がりすぎることがあるので、
注意します。
地植えのときは、だいたいにおいて、
温度は、大丈夫のようなので、
日当たりの良いところで栽培します。

水分は、多すぎて、根腐れの心配というのも余りありません。
ないよりはやりすぎくらいでも大丈夫です。


根の張りは、浅いです。
根がどこに行くかを考えて、肥料をやります。
アルカリ性の肥料はやりませんから、
肥料についても勉強してください。

一番問題なのは土の、性質です。
アルカリのところでは育ちがとても悪いです。
酸性の無調整ピートモスさえ手に入れば
何も考えることはありません。
コレだけで植えて大丈夫です。

だいぶ前に、
近くの学校ができたときに
ものすごい種類の植物が植えられました。
その中に、ブルーベリーもあったのですが、
近くに焼却炉があって、その灰がまかれていたのです。
結局いつの間にか、消えてしまいました。
灰は、強いアルカリ。
ほんの少し知識のある人がいてくれると違うのですが、残念です。

ここまでが理解できたて、
剪定の仕方をマスター。
そして品種にの特徴にこだわることができたら、
認定証をあげましょう。

今日の言葉
81歳ってすごいね。  息子の言葉


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2009-02-22
誕生会


父が80歳になりました。
近くのお店でランチを食べて、
ケーキを食べるだけの、
ささやかなお祝いの会ができました。


息子が人数が多いから2種類、
チョコレートケーキと、
シフォンケーキを、作ってくれました。
昨晩、急に決まったお誕生会に、
材料がそろううちってすごくない。


やっぱりあの子は魔女かもしれない。
しかもかなりおいしい。


日光に住む妹が、
昨日イチゴと一緒に、来たので、それを使って、
シフォンケーキに小学生の姪たちに、
生クリームでデコレーションを、頼んで、
出来上がり。

お祝いされる父はとてもうれしそうでしたが、
周りの知り合いは、具合の悪い人も多く
自分たちだけが、いい思いをしているようで、
心苦しいと、言っていました。


でもね、今回、お祝いして上げられる、私たちが
とっても楽しかったこと。
そういう気持ちわかります?。


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2008-02-22
新しい体験農園


りんごの木の移植が終わっていて、
今日は、ラベンダーや、
ドウダンツツジも植え替え、
新しい体験農園が
着々と作られています。

明日は新年度の説明会が、
春日町区民館であります。

暖かな日で、お花見の頃の陽気だそうです。
明日の昼からはぐんと寒くなるようですが、
福寿草の花が咲いていました。


ここのボーダー花壇にも手がはいるので、
植えたばかりの、ジギタリスなどは
跡形もなくなってしまいました。
ほかの宿根草もたくさんあるので
温かくなれば、いっせいに、綺麗になってくれると思います。


・・・・・・・・・・
2007-02-22
学名


写真は炊き立ての黒米ご飯。
写真よりもっと鮮やかな色のついたご飯です。

お隣の梅がもうだいぶ散っていて、
道路が紅白のあられのようなじゅうたんです。
ゴミと化してしまう運命ですが
しばし目を楽しませてくれます。

梅の学名は確かプラムス ムメ。
日本の名前の学名って、結構あります。


Camellia sasanqua カメリア ササンクアとか。
なんだかわかります?


ちなみに 椿は、Camellia japonica Camellia 。
Camelliaは、カメルさんが、広めたから。
お星様と同じで、はじめに見つけた人が
好きな名前をつけられるらしい。


練馬大泉の牧野庭園に行くと
博士が見つけたものには、
博士の好きな名前がついているものも多いです。


雑草と呼ばれるものにもほとんど名前がつけられているので
新種を見つけるのは難しいけど、
きのこやコケ、カビの類にはまだまだ、見つける余地があるかも。


あと、新しい品種を作って、
好きな名前をつけるというのは
もっと可能性が高くなります。


学名はそのままですが
学名の後につく、バラエティ(var.であらわします)に好きな名前がつけられます。


これを楽しみに育種をするのも面白いかもしれませんね。

学名Nipponia nippon.ってなんだかわかります。
さだまさしの歌にも出てくるけど、植物じゃありません。

今日の言葉
悪い言葉を出せばめぐりめぐって悪い言葉が帰ってくる。

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サツマです 2007/02/23 10:46
佐渡にいるあの鳥ですね。
学名といえば、園芸種の学名暗記の悪夢を思い出します、
いや全くハナカラやる気なしの学生でしたから、
テストの結果は惨憺たるものでした。 オソマ

annietakahama 2007/02/23 22:35
たまにリナリアビパーティタ、
ジャイアントバータフライ、
アクイレイジアハイブリタ、
といった言葉がY先生のフレーズで、
一日中頭から離れないときがあります。
でもこんな呪文みたいのがなんだかわかるってすごくない?

サツマです 2007/02/23 22:51
Y先生のクリサンシェマム ムルチコーレを思い出しました。


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2006-02-22
うどん作り


お隣の梅の香りが玄関を空けたら、
飛び込んできました。
メジロもたくさん飛んでくるんですよ。
人のうちのだけれど、
春を分けてもらっています。

うどん打っています。まだこねただけですが
あと、寝かせて、伸ばして、切ってみます。


考えたら凄いですよね。
種播きからですから。

うどん用の粉、300gに対し、
水145cc、
しお15g。


たぶん一升に対してとかいう数字を元に、
こういう半端な数字が出てきてしまうのだと思います。

たまにお菓子の本などにもあるんです。
ポンドを元にしていて、
小家族用に、書いた本らしい数字。


本場のあじに忠実にというのは分かるけど、
季節や温度によって、
量を変えますというプロの、
お話があるのだから、
本当にこれがベストかどうかは分かりません。
アバウトな性格ですから、
この次はもう少し分かりやすい数字にしたいです。

600・300・30だったら覚えやすいと思いません?
水っぽくなるかというと
他のレシピだともう少し水の多いのもあったから
たぶん平気だと思う。

味はまた明日報告します。