ハーブ教室7

香りのあるハーブですが
香りが無くても
ハーブ扱いされている物があります。

 先日、土にサッカリンを播くと
甘くなるということを書きましたが、
ステビアという甘味料になる植物を
土に混ぜると甘味が増すということで
生協などでも販売されているそうです。
なかなか比較する機会はありませんが、
本当だとすると面白いですね。

はじめてステビアに出会ったのは、
26年前、神奈川県伊勢原市にある
タマ生化学という工場です。
乾燥した輸入ステビアから、
甘味料を作るというので、
その乾燥したものを口に含むととても
甘かったのを覚えています。

こぼれだねから、花が咲いている株が
工場の敷地にあり
とてもほしかったです。

この工場では
緑の胃薬の原料となるものも
輸入されていて、
その多さに、とてもびっくりしました。
とても意外な物でしたが
鉄腕アトムの中にヒントがあり、
手塚治虫は凄いなあと思ったものです。

さてステビアですが関東地方では
戸外でも冬が越せるのですが
今年の冬はキツク、
農園にも一株あるのですが
今年は無理かもしれません。
掘り上げて、
ハウスの中に入れておけばよかったと
後悔しています。
もし、芽吹いてきたら、
お知らせします。

ステビアはだいぶポピュラーになってきているので、
いろいろなダイエット食品の中に、
またそれ以外にもたくさん利用されています。
外国の中には、添加物として、
認めていないところもあるようです。

園芸店でもだいぶ手に入りやすくなりました。
極寒の地を除けば
栽培は簡単です。

収穫した物の利用は
少し面倒ですが、
その甘さは舌に残る強烈な甘さですから、
砂糖を使いたくない人には、
やはり魅力的だと思います。