教える教わる

annietakahama2006-09-12

 キアゲハの幼虫は、せりの仲間につきます。
そう にんじんは、せり科です。

 教えるということはなかなか難しくて、
教師になるための勉強をしてきた人と、
その道の専門家が教えるのとでは、
伝わり方が違うと思います。
権威のある大学教授が授業が面白いかというと、
そうでもないようなことです。

権威が無くても話術というのは、
技ですよね。
そういうことって、
教えるときには必要です。
 そのほかに、相手の身になっているかということも
大切なんですね。

 先日のひとことに書いた、
虫を見分けることができないというのもそのひとつ。

 キアゲハの幼虫は、比較的、見つけやすいです。
特に小春さんは、目がよくて、
一通り、農園の中を歩きながら、
簡単に見つけてしまいます。

 それでも、
簡単に虫を見つけて、つぶしてください。
といっても、それが、結構難しい人がいること。
しかもそう少ない数ではなく。

 こういうことに気がつくとき、
ごめんなさいというのと、
ちょっと優しい気持ちを、
持たせてくれたことに感謝しています。

 なかなか気がつかないまま
すごしていたこともあります。

 小松菜を5センチ間隔にまいて、
あまったらそのあいだにまいてください。
 これって、言っている分には簡単ですが、
実際には、結構難しい。
 最近、焦点を合わすのに時間がかかる年頃になってはじめて、
これは不可能だということがわかりました。

 細かい種は一度土に落としたら、
もうどこにあるかわかりません。
その間に一粒播けなんて・・・。
こんな無理な要求をしていたのかと、
本当に、最近やっとわかるようになったのです。

 体験農園では
年配の方とお話しする機会がありますが、
はじめのうちあまり実感の無いことが多かったのですが
最近、行く道の先達として、
とてもためになることが多いです。
 もののとらえ方やものの考え方。
お話を伺う中から、
教えていただくことがとても多いのです。

 つたない指導です。
どうぞ気がついたことは遠慮なくお伝えください。

きょうのことば
播かぬ種は生えぬ。