キャベツ物語

annietakahama2009-05-14

今日は園芸教室の日です。
花とみどりの相談所でやろうと思うのですが、
とても天気がいいので、
今が一番盛りのバラ園にいって、
バラの栽培についての講習に変更。


とにかく今が一番すばらしい時期なので、
これを逃す手はありません。
区内でもかなり綺麗に咲いているところだと思うので、
今週末までくらいでしょうか、
ぜひお出かけください。


花は、ステキですが、
あまり香りの強い品種はないようでした。
ひとつ とてもいいかおりのする品種を見つけたので、
メモして帰りました。


木陰で、講義。
今日も
楽しい青空教室になりました。

風が強かったですが大丈夫でした?
苗はこまめに誘引しておかないと、
折れてしまいますよ。

昨年野菜教室で、秋、
キャベツにお一人だけ、
ずっと、寒冷紗をかけっぱなしの方がいました。
2週間くらいこられないことが何度もあるお忙しい方で、
一度、寒冷紗の中で、チョウチョが2匹、羽化していました。


このチョウチョは私が退治してしまったので、
卵を産むことはありません。


それ以降ひとつのイモムシもつかず、
とても綺麗なキャベツが、
たぶん野菜教室の中では一番いいできだったと思います。

ほかの方はというと、
苗を植えつけてから、寒冷紗はしません。
毎回、1つのキャベツにつき、
5匹以上のイモムシを見つけては退治していたと思います。
これだけでもかなり大変なのですが、
実は、ツボカワサンが、いつも畑を見回って、
私も時々見回って、見つけ次第、
イモムシ退治をしていました。


その甲斐あって、いいキャベツが取れました。


先の方は
いろんな偶然が重なってのことかもしれませんが、
はじめの苗に、
チョウチョが卵でも産んでいたのかもしれませんが、
後から、卵を産むことは出来なかったのです。


これだけでも、寒冷紗の威力は、すごいと思います。

寒冷紗の欠点も沢山あります。


風通しが悪いから、病気に注意しないといけないし、
天敵も入れないから、
虫がいれば、羽化するまで生活できるパラダイスです。


でも少なくともツボカワサンの労力は、
かかっていないのです。

チョウチョは冬中飛んでいて、
すきあらば、卵を産みつけています。


寒くなるにしたがって、数が減り、
活動が鈍くなります。


だから虫の多い 苗のときに薬を撒けばいいのですが、
地平線の彼方までキャベツを植えるわけではないので、
よく見て、寒冷紗をかけ、
2週間のうちに、葉が、食われていなければ
まずイモムシの害からは、守られるのです。


それと、最近ファームのイモムシに、
異変が起きています。
イモムシの寄生虫が多くなりました。
今まではとても少なかったことです。


でもこの寄生虫、羽化は阻止するのですが、
イモムシがキャベツを食べている間中
芋虫の体の中で、成長し続けているので、
キャベツの害は、やっぱりあるのです。


一番厄介なのがやはりアブラムシです。
これは寒冷紗をかけて、安心していると、大発生して、
枯れている人を何人か見ました。


それでも、寒冷紗をかけることによって、
飛んでくる虫が中に入るのをかなり防げると思います。


アブラムシは、飛んでくるのです。

育てていて分かること。


健康な植物には虫が寄りにくいし、
よっても大発生しない。
見方を変えれば
虫がよるから元気がなくなるのかもしれないけれど。
早くから、丈夫に育てることは、大事なことです。


木酢や天恵緑樹は、殺虫効果は、ほとんど望めません。
防虫効果がいくらかはあるのかもしれませんが、
植物を元気にしてくれる効果があるようです。


そうすると、虫や病気に強くなる株が
出来るのではないかと思っています。


たった十数個のキャベツ、
どこまで薬に頼らずできるかな。




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2008-05-14
今日もまた寒い。


写真は、種を播いて、2週間で寒冷紗をはずしたたカブ。
ジカキムシもはいっているし、
こうなるとちょっと葉っぱは食べたくないですね。


寒冷紗がかかっていると、
アブラムシの大発生に気がつかないなど、
欠点もあるのですが、
昨日の写真と比べても、
こんなに違うのですよ。


こんなちょっとの工夫で、
農薬減らせたら、
いいと思いません?

ここ数日の寒さで、ことによると
大根に、花芽ができてしまうかもしれません。
早めに食べてしまうのがいいかもしれません。






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2007-05-14
トマトのわき芽掻き


とうもろこしの発芽が悪かったので、
苗床で育てた物を定植しました。
少しだけ、マルチの穴が余ってしまいました。
とうもろこしを間引く人に、
根が残るように間引いてもらい、
少し分けていただきたいと思います。

キウイの花びらが見えてきました。
開花したら、人工授粉をします。

トロ箱にまいてあった、
バジルのポット上げをしました。


空芯菜も、ポットに上げてみました。
よく育ったら、店に出してみようと思います。


パクチーも店に出して置いたら少なくなっていたので、
結構知名度があるのかもと、
期待してしまいました。


新しい野菜が定着してくれるのはうれしいです。


モロヘイヤの種と、
ゴーヤの種を播きました。

にらは、古い葉を取らないと、
柔らかい葉が伸びてこないので、
短くしました。
細かく切れば料理に使えるかなあ。
硬そう・・・。

サトイモが穴無しマルチを押し上げていたので、
マルチに穴をあけてやりました。


中からとても暖かい空気が出てきました。
マルチって、こんなに、地温を上げるのですね。

大根の間引きをお手伝いいただき
助かりました。
ありがとうございます。

ホワイトボードに、トマトの芽掻きの仕方を書いておきました。
今度の講習会の日までだとだいぶ、伸びすぎてしまいそうです。
ですが、失敗しない自身のある人だけ、
わき芽を掻いてください。


心配な方はそのままで、
講習会のときに、教えますので、あわてないように。


トマトのわき芽取りは
葉の付け根から出てくる、わき芽を、
すべて取り除きます。
葉を取ったり、一番上の成長点を取らなければ大丈夫です。
そんなに、難しいことはないと思います。

ミニトマトを、2本仕立てにする場合は、
一番初めについた花の
下のわきめを残してこれを育てて2本に仕立てていきます。


難しいようでしたら、ほかのトマトと同じ、
1本仕立てでもかまいません。

文章からだけで、分かるでしょうか?
もう一日、説明する機会がこの時期あるといいかしら?





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2006-05-14
みかんの花


マルエツ脇のサクマさんちのみかんの花が、
夕方とてもいい香りを漂わせます。

ファームのみかんも咲いているのですが
みかんの仲間は、
夕方から夜にかけてのほうが香りが強いようです。

学校の裏がみかん畑だったこともあって、
この香りはとても懐かしい思い出を
呼び覚ましてくれます。

今頃 あの裏山は、荒れていないか、
とても心配ですが
なかなかいかれません。

 
学校中が一番きれいに輝いて、
花に囲まれ甘い香りに包まれるこの時期を
思い出しています。

香りのよいラベンダーも
そろそろ、咲く時期を迎えます。
どなたかのいい思い出になりますように。

今日の一言
おもいでのみちおかのみち