寒い日には本を

今年の1月6日にもブルーベリーの剪定のことを書きましたが、
去年も書いていたのね。
分かりますか?

体験農園も野菜教室も、
植えるものが決まっている分、
考えなくてすむこともあるのですが、
ご自宅の中で、
少しでも植物が生きている生活を、
楽しんでほしい。


寒い時期はなにを育てようかと、
いろいろ考えるのも面白いものです。


育ててみたいものを、
書き出してみます。


インターネットがあるから、
すぐに、調べることもできますが、
種をあつかう園芸店に行くのもお勧め。
種の袋を前に、想像するのもたのしいものです。

ただ、いきなり購入しないように。
まず、後ろに書いてあるまき時を参考にします。

いろいろな地方にも、栽培法にもよりますが、
今の時期、あわてて、播く種も苗も、
余りありません。
今の時期は勉強するときです。
せっかく園芸店に行っても、買いません。


先日ワタナベさんが、
もう種芋が並んでいた。といっていました。
はやる気持ちの人なら、
買ってしまいたいところでしょうが、
こういう良心的でないお店が、
このごろ多いです。
需要があれば
何でも並べればいいというものでもありません。


それは、植えるのにははやすぎますよ。とか。
そもそも並べること自体が不親切だと思うけど。
購入する人に、アドバイスしないのは、
あこぎな商売だと思います。


今パンジーが綺麗だから、種を植えてみたいなー。
という人もいるでしょうが、素人には、無理。
今パンジーで綺麗にしたければ
苗を買うことをお勧めしますが、
種のラックには
パンジーの袋が沢山並んだままになっているお店が、
結構あるのです。
それを選んでしまうビギナーに、助言はなく、
売れればいいってもんじゃありません。

なーんて、ここまでのサービスを求めては、
園芸店はやってられないかもしれないですね。
量販店の、植物の安いこと。

図書館にもいい本がいっぱい。
園芸書を、一冊借りてみましょう。


本当は、仲間もいるから、
刈っていただきたいのですが。


そして、なんとなくでいいから
年間計画を立てていてください。

趣味の園芸」は、ここの所
趣味に走りすぎている気がする。
いろいろ楽しい情報を提供してくれて、
工夫はわかるのですが、
最新の情報が先走りしすぎている気がします。


毎年毎年のことだと、
書くこともマンネリしないように。
なのでしょうが、
基本的なことがなくなってきているようで。


いろいろなレベルの人が見ているから、
難しいのでしょうね。
ビギナー向けでなく応用編としては面白いです。


かといって むかしのは、難しい言葉のもあるし、
肥料などもめちゃくちゃ変わってしまっているから、
ここらで、初心に帰った
園芸書が必要になっているのかな。

私だったら、
まずは園芸百科みたいな図鑑で、
何を育てたいか調べてから、
そのものについて調べます。


流行のものもあるから、
やはり園芸店に行って、
育てたいものを探すのも面白いです。

たとえば今すぐレンゲを育てたいとするでしょ。
5月ごろ、咲いてくれたら、ステキだなーと。
それについて調べると、
ありゃ、播く時期は9月じゃない?
ということが分かったり、
レンゲに変わるものも、
赤いのや、クローバーやカラスノエンドウや、
ほかの豆のことも知りたくなるじゃない。
そもそも鉢植えは無理ねとか。


マメ科の植物は、肥料にもなるし、
9月までレンゲを巻く時期を待たなくても
ほかのマメ科の枝豆や落花生をつくろくかとか
そうこう調べていくうちに、
コンパニオンプランツも、勉強しようかとか、
いろいろに広がっていく。


知らないことが分かるってすばらしい。
アア 学ぶってすばらしい。


寒い日は、コタツに入って、
園芸書のページをめくってみてください。

今日の言葉
どれにしようかな てんじんさまのいうとおり





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2009-01-10
ブルーベリー 冬の剪定。


久しぶりの畑は風が冷たかったです。
今年初めて麦踏をしました。


ねぎを店の前に並べると
あっという間に売れてしまいました。


追加で収穫。
ブロッコリーも収穫。

きょうはブルーベリーの剪定をしました。
ハサミの切れ味がいまいちだった成果、腱鞘炎です。
やはりプロはいいものをつかわないと、作業効率が落ちます。
そうそう、
理美容、ペット用のハサミは、『千石のカワダ』へ行くといいです。
いいハサミが格安で手に入ります。


さて、話を戻して、今日は、木の剪定。
夏、実がなったとき、あまり下だと取りにくいものです。
まず、地面から50センチよりしたのいらない枝を払います。
これだけで、かなり、すっきりします。


上のほうは、内向きに伸びている枝と、
古くて、細かい枝がたくさん出ているものを、除きます。


こういうのには、
たくさん花芽がついていたりして、
ためらってしまいますが、
込んでいるところは、思い切ります。

枝先に、花芽がたくさんつきすぎているものは、
2,3芽残して、先を整理します。


この剪定は、私にも、もったいなくて、
なかなか思い切れません。
木が元気なら、つけておいてもいいかと思います。
また上に伸びそうな元気すぎる枝も先を止めることもかねて、
花芽を間引きます。


花芽を残さないで、先端を切りすぎると
花が付かないので、注意します。

冬の剪定は、この3点。を中心に。
3月の初めには終わらせたいのですが、
間にあうかどうか。
興味のある人は声をかけてください。





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2008-01-10
コラーゲンを取りましょう


写真は、冬枯れの、ブラックベリー
これから剪定をします。

豚足を、豚の角煮味で煮て、
葱を5センチくらいの長めに、
切って、一緒に煮たら、
一人2本分くらい食べてしまいました。


今日は、葱のお陰で、暖かく寝られそうで
その上、豚足のコラーゲンのお陰で、
朝起きたらお肌ぷりぷりになっていることでしょう。

以前外国のお菓子の本を見ていたら、
ゼラチンの、作り方がでていて、
動物の皮を、
煮ると、質のよいゼラチンが取れるということが
英語で書かれていたのです。


古いものでしたが、
カラーの写真入で、
動物の頭が出ていて、
びっくりしたことがあります。


だって、ゼラチンは、粉か、板しか、
見たことがなかったものですから。


なんだって食べるから、
少々のことでは驚きませんが、
食材の、元の姿を、あまり想像しないで、使っていると、
たまに、アーそうだったんだ。
と、改めて、感じるときがあります。


特に、以前裏のおじさんから
烏骨鶏のオスをいただいて、
堵殺したときからは、
畏敬の気持ちを感じるようになりました。


フライドチキンて、元はニワトリだったって、知っています?

接着剤のニカワは膠と書くそうです。
動物の皮を煮て、
煮詰めたものが糊になるのです。


文字通りニカワ。


豚足を煮たスープは、
次の朝、煮凝りになっています。
粘着力もあるようです。


今はコラーゲンなんて、
もてはやされているけれど
圧力鍋があれば、
簡単だから作ってみてください。


今日は、葱がおいしいと、大変好評でした。


藤原ノリカさんも豚足を食べた翌日は、
お肌がプリップリになると力をこめて、
話していましたが、
私も実感しています。


綺麗になるかどうかは、
別問題ですけど。

きょうのことば


いただきますは、命をいただくということ。





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2007-01-10
椿の公園


そうか、去年は雪だったのかあ。
今年は乾燥注意報。
火の元には十分気をつけましょう。

北区の公園のお話をしましたが、
私が造園会社にいたころ、
椿の公園が出来ました。


その公園にはとても、珍しい品種のものも
多かったのです。
珍しい品種は、高価なものもあります。


椿は割りと簡単に、
挿し木で育てることが出来ます。


そんな高価なものが折られたりする心配はないのですか?と
区の担当職員のかたに聞いたことがあります。


そのときの粋な答えが忘れられません。


挿し木にしたくて、もって行ってしまう。
いいじゃないですか。
それだけ関心があるということ。
そして挿し木で増やしてくれたら、
区の緑化に一役買ってくれることになるのですから。


営利目的の商売の観点からは見えてこない言葉でした。
官だからできること。
官だからこそ見える発想。
こういうことを、大切にしたいですね。


植物を、本当は増やしたりすると、
法的に、問題になることも、
あるかもしれませんがその辺は、
この場合
かえって無粋な問題でしょうけど、
一応付け加えておきます。

今日の言葉
大切な命





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2006-01-10
野菜高騰


朝はまだ雪が残っていましたが日中は穏やかでした。
野菜全般ですが、
キャベツの高騰が進んでいるようです。
葱も1本当り80円くらい。
大根も高いからちょっとはうれしいのですが、
白菜もカブも、
今年はあまりうまくいかなかったから、
ちょっと残念。


始末してしまおうかと思っていたキャベツも、 
もう少し様子を見てみようかと、
急に大事にしてみたり、
雪で本当に困っている農家がある一方で、
高騰に、喜ぶ農家がいて
農業経済は、複雑です。

東京都の農業について、
新聞に記事が載っていました。
いきなりの農業はたしかに、
構える物があるけれど、
その取っ掛かりとしても
体験農園のはたす役割は大きいと思います。

写真は、キウイ畑。
巻き蔓がなくなりだいぶさっぱりしました。
もう一度短く剪定をします。