大根の種を選ぶ

朝から雨。
すーずしー。

冬の、作物は、今が巻き時。
大きな種苗屋さんでは、種類が豊富で、
どれを選ぼうか、迷ってしまいます。

大きな種苗屋さんは、
種類が豊富なのはいいのですが、
たまに不親切なところは、
今の播きどきでないものも混じっています。

大根の種を選ぶときは種の袋の後ろを見ると、
まき時が書いてあるから、
それで、大体、秋播きか春播きか確認します。


耕す手間とか、小さな場所ではミニサイズのものを。
ちょっと大きくなるものに挑戦したいときは、
首大根が作りやすいです。
耐病性と書いてあるものの方が、いいでしょう。


あとは、おこのみで、形、色で、選びます。
産地の名前のついているものは、
その土地の近辺の気候や、土壌があっているものが多いです。
でも、手に入るもので、うまくいくようでしたら、
ほかの土地のものや、古典と呼ばれる、今は廃れてしまっているけれど、
魅力のあるものに、挑戦するのも、面白いものです。


ただ廃れてきたものにはそれなりのわけがあるものです。
たとえば練馬大根。
練馬大根系として、強いもの作りやすいものに、
品種改良されたものはいいのですが、
もともとの品種は、病気や、無視の害を受けやすく、
できても、とても、抜きにくいというものもあります。


練馬大根を作ってみると、何で、廃れてしまったのか、分かります。
一番大きな理由は抜くときの労力だと思います。


秋に播く作物は、
芽の出始めのデリケートなときに、
虫や病気が活発なのが難点ですが、
寒さに向かって、そういうのがだんだんと
発生しにくくなるのがいいところです。


春播くものは収穫期、成長は早いし、すぐに痛んでしまうのに対し、
秋播きは痛みにくいので収穫期が長く
畑に、長く置いておけるのがいいところです。


お正月用に、暮れに、なます用の三浦大根が
とても高い値段で取引をされます。
それを当て込んで、
ファームではその時期に、できるように、播くつもりですが
近年割りと早く出来上がりすぎの人が多いみたい。


でも、皆さんには、大きくて、みんなより早くできるほうが
価値があるらしい。
八百屋さんの安いときに、
たくさんできても、うれしく無いと思うのは
私が農民だからかな?
作りたい時期に作れるようになるのもプロの技ですよ。

耳寄りなお知らせ


鶴川駅から、歩いて、10分のところの畑で、
「冬野菜を育てて食べよう」という企画があって、
今回が初めてなので、かなりのお試し価格で、参加者を募集中です。


10月9日       種まき
11月20日      収穫
12月11日      収穫 加工、収穫祭。

毎回 10時30分集合
受講料 6000円     講習代 種代をふくみます。収穫祭参加は、実費。
開催場所 町田市能が谷
参加希望される方は、
私のプロフィールのところにメールアドレスがあるので、
そちらからお問い合わせください。

今日の言葉
ビール貯金





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2009-09-16
彼岸  迄


ブログをつけていると
昨年のデータなど、
ちょっと役に立ついいこともありますね。
コナガはこれからなのね。
注意してください。

夫と一緒に、
今日も千石までついてきました。
寝てばかりいるせいでもないのでしょうが
今日は、おいていかれてしまいました。


せっかくおいていかれたので、
自転車で千石周辺の営業。
今週末は、白山神社と、根津神社のお祭り。
離れて、大塚の天祖神社
店のあるところは簸川様の管轄で、
先週済んでいます。
時代は変わってもまつりは、
チョッとうきうきします。


初めて染井墓地の辺りに行きました。
近くに住んでいても
こういうところは特に用もなければ
通らないところです。
知り合いもいないし。


サクラの木がいっぱい。大きい。
さすが染井。咲くとすごいんだろうな。


秋の日が心地よく、
彼岸花って、
どうしてこうも季節に似合うんだろう。
昔は、墓地がとっても怖かったのに、
なんだか心安らかになっていくようでした。


ファームには、
白い彼岸花が咲いているはずなんだけれど、
駐車場のほうで、なかなか、見に行くことができません。
まだあるかなあ。

町での発見が面白くて
まじめな営業にはならないのですが、
最近 どんな人に会えるかと思うと、
営業もチョッと楽しい。


もたもたしてるとあっという間に、
染井のサクラも咲くんだろうな。
そのころまだ営業しているかな。
そしたら、そしたら、またサボって、
お花見ができるかな。
一日一日が本当に早い。

今日の言葉
犬も歩けば棒にあたる





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2008-09-16
豊富な食材。


写真は、コナガの発生しているブロッコリーの葉。
こういう状態のときは、
集団で、コナガの幼虫がうじゃうじゃです。

北海道からイモとにんじんと
たまねぎとかぼちゃが届きました。
北の大地の収穫の秋です。


赤いアンデスというおいもで、
スープを作りました。
煮ると皮の色が悪くなってしまうのが
とても残念です。


ここのかぼちゃはみさきという品種だそうですが、
とってもおいしいです。


積丹町の板野千恵子さんは
学年が一つ下の同窓生です。


神奈川の出身ですが、
もう北海道の生活のほうが
ずっと長くなってしまいました。

だんな様も学生時代
実習でお世話になった方です。


なかなか会えないですが、
私は積丹に行きたくてしょうがありません。


息子が日本一周の旅から帰ってきたと思ったら、
今日は沖縄へ。
今のところ連絡がないから、無事、着いたらしい。


台風13号が、
八重山諸島あたりに停滞しているのが心配です。
石垣島の姉のところもだいじょうぶかな。

銀行でお金を下ろそうとしたら、
「なにに使うのか」聞かれました。
「詐欺が横行しているから気をつけるように」と。


「大丈夫、大丈夫。学費、学費。」
といってから、
「学費も詐欺みたいなもんよねえ。」というと
行員さん
「・・・・・・・・。
そういう考え方もありますよねえ。」

払い終わって、すごろくの上がりのような気分です。
まだ二人分がんばらないといけないのだけれど。


息子が帰ってくると。
「ありがとう」といってくれました。


でも「もう授業ないんだよね。」の言葉に、
十月から新学期だと思っていた私は、
3月の卒業式のために、
大金を払ったことに気づかされました。
卒業証書代にしては高すぎるんじゃない?


やっぱり詐欺だ。と本気で思いました。





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2007-09-16
元気丸


秋めいてきたと、書いたときがあったけれど、暑い。
確かに秋の気配は感じるのだけれど、暑い。
皆さん体調崩したりしていませんか。

今年は、寒冷紗がかかっているせいか、
コナガの被害が、去年より、だいぶ少ないです。
それとも、気候のせいで、
発生時期がもう少し後に、
ずれるのでしょうか。


北川さんのキャベツは、寒冷紗がありません。
それでも、虫が来ないとすれば、
元気丸という天然由来の自家製農薬の、
効き目があるということで、
実験をしているのです。


化学農薬は、安全といっても、
やはり、怖いので、
効果をとても期待しています。

元気丸のにおいは、
スモークの香りのドレッシングのようで、
野菜に、かけても、おいしそうです。


食べたら、悪い虫が付かなくなる?


木酢、にんにく、唐辛子、焼酎
材料を聞くと、なるほど、食べられるかも。

虫を殺したり、予防したりする、農薬というより、
植物の自己防衛能力を高める働きを促進させる、
効果が期待できるようです。
結果、丈夫に育つというものかもしれません。
天恵緑汁に通じるものもあるのかも。


いずれにしても、
化学農薬を使わないですむことを祈ります。
どうかよい効果がありますように。

写真は、モンシロチョウの幼虫のアオムシ。





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2006-09-16
間引き
 

昨日のキャベツの葉の裏側。
びっしり小さな芋虫がついていました。

台風13号は猛威をふるい、
石垣の姉のところでは庭のものが飛んで、
ドアが壊れ、その上停電だそうです。


これから九州がもっとひどくなるようです。
日本海のほうに抜けるようですが、
余り停滞しないといいですね。

もう少し、銀杏が色づいてから
大風が吹いてくれるといいのですが、
いまだと青いうちに、
いくらか落ちてしまいます。


それでも12月くらいまで、
収穫が続くのですから すごい木です。

大根はもう少し大きくなるまで、置いておいてもいいですが、
そろそろ間引きができます。


間引いたものは、召し上がってください。
いきなり、1本にしなくてもいいですが、
最終的に、マルチの穴に、1本になるようにします。
大根は、移植がききません。

ここ2年ばかり、白菜の生育が悪いので、
今年もちょっと心配です。


生育はいくらか落ちますが、移植ができるので、
もう少し大きくなったら、
マルチの穴から、ひとつも芽が出ていないところに、植え替えます。
白菜もマルチの穴ひとつに、1本になるようにします。

にんじんのまびきは、
商業用には、大きくていいものを残して育てますが、
自家用の場合、
小さいのを間引くと
根ができていなくて食べられませんが、
おおきい物から、間引いていくと、
間引いたものも食べられるし、
収穫が長く楽しめます。
にんじんも移植ができません。

葉の栄養は捨てがたいものがあるのですが、
てんぷらにするにも限度があるし、
何かおいしい食べ方があったら、教えてください。

てんぷらに、体に脂肪がつきにくいという油を使ったら、
胃もたれがまったくしなくなりました。これって結構すごいかも。
だいぶ高価なので、かえって大事に使うのもいいかもしれません。

今日の言葉
わが谷は緑なりき


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48番の大久保です
『先週は元気だった白菜が、今日は殆ど消えていました。
掘って見たところ、きれいな根がありました。
コオロギにでも食べられたのでしょうか?
今からタネを蒔いてもダメですよね。
カブも似たような感じでガッカリです。
大久保』