2千円札
一鉢100円の昨年買ったミニバラは、
結局、夏を越すことが出来ませんでした。
ファームでは、ブルーベリーの接木から調子よく新芽が吹いていたのですが、
ブルーベリーの間にキャベツを植えていて、
そのキャベツが最盛期を迎え
人が、移動するのに、
ブルーベリーがそこだけ、枝がないもんだから、
通路に使われ、踏まれた痕がいくつも。
数本は、生き延びているのですが、
とほほなことになっていました。
万能ねぎを一筋播いたところで、雨。
ハウスの中で、
夏用の一本ねぎを、紙のシートに播きました。
前回お話した、甜菜を播くために開発された、
シートの、ねぎバージョンで、
甜菜の会社の、オリジナル商品です。
私は見ていないのですが、
植え付けがまた、せんようのきかいがあって、
超簡単なのだそうです。
これを植えつけるのが超簡単だそうで、
これから、ファームは、ねぎ農家になるようです。
キャベツがほとんど片づけが終わり、
麦が、実ってきました。
6月半ばに、麦刈りです。
・
千石の、5ちゃん経営のわが社では、
先日、父が、「2千円札が、もう印刷されないことになって、
2400円で売れる。」とか言うガセネタを仕入れてきた。
で、母に、通帳からお金を下ろして、
2,3じゅうまい、両替してくるように頼んだのです。
「うわあお、そんなに、いっぱい?」と、残る3ちゃんは、
心の中で叫んだのですが、
2000円が、2400円で、売れるとなると、こりゃ大もうけ。
しかも、父母のやることに口出しは出来ず・・・。
で、銀行から帰った母、
札束を、父に差し出す。
母の渡したのは2千円札で、3じゅうまん。と、残高の少しになった通帳。
よく通帳に残があったなあ。
つまり、母は、2、30枚を、2、30万と聞き間違えたのでした。
いくらなんでも、30万円分もの、2千円札。多すぎ。
これが本当に、すぐ、2400円に変わるなら素敵なお話なんだけど、
ソウは、世の中甘くない。
父も、その辺は、理解していたようで。
で、父は、私たちに、両替を求めたのでありました。
まさか、2400円じゃないですよ。
だから、うちのあたりでは、最近2千円札が流通しています。
・
今日の言葉
聞き間違えは、誰にでもある
・
今日の言葉
・
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2011-05-25
バラが終わる
一鉢100円で、3鉢買ったバラたちは、
鉢が小さかったので
とりあえず植えたらそのままになり、
節操の無い花壇で、見事に咲いてくれています。
ペチュニアと、アジサイが狭くて、苦しそうです。
バラの鉢には、それぞれ3本ずつ入っていたので、
今度植え替えるときには、
別々にしてやろうかと思っていますが、
なんだか暑くなってきて、
植え替えの時期を逃してしまい、
そのままなんてことになりそうです。
それに増やすっていっても
場所は無いですね。
・
バラの植え替えは、これからの季節はちょっと暑すぎ。
雨の多い湿気の多い温度の低い日のほうがいいけど、
暑いと、雑菌も多いから、
根が傷つくと、ばい菌の繁殖も心配です。
それで、暑さが遠のいた、時期がいいのです。
私は、根の動き出す前の、2,3月が、いいかなと思っています。
でも、ここの場所からは、
花が終わったら撤退してもらいたいし。
3つに分けるのは、
今は断念したほうがいいかな。
あまり根を傷つけないように、
別の場所に、植え替えましょう。
・
今日の言葉
花後が、大事。
・
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2010-05-25
大きなほうれん草
写真は、寒冷紗をかけていなかった小松菜。
虫が今年は少ないとはいえ、
無農薬にはそれなりの工夫が必要。
カブラババチがいっぱいでした。
・
昨日来ることができなかったので、
午前中だけでも草むしり。
と思っていたのですが、
私つくづく草むしりがすきなのだと思う。
勿論、トマトの誘引をしたり、
わき芽かきの説明をしたり、
片づけをしたり、
野菜を厨房に出したり
大根を間引いたりしながらですが、
結局3時過ぎてしまいました。
・
巨大なほうれん草などをいただくことがありますが、
茎が長く、柔らかく、案外おいしい。
とはいえ、いきなり枯れていたり、
葉が黄色くなってきているから、
とにかく早く収穫してほしいのです。
処分品は喜んで、いただきます。
遠慮しないで言ってください。
あれ?
遠慮ないのは、私のほうか。
いらしたときには、ついでに、
トマトの脇芽も、様子を見てください。
とんでもないことになっている人もいますから。
・
息子が熊本まで、
大野勝彦さんの講演を聞きに
行って帰ってきました。
明るい絵と素敵な詩をかかれる方です。
生きていてよかったと思う方です。
からしレンコンと馬刺しと、赤いお酒。
熊本は、おいしいものがいっぱいあるところのようです。
・
今日の言葉
いちばん 大切なことは 人の 噂話を しないということですネ
大野勝彦
・・・本を開こうとすると必ず、これが目に入る・・・
・
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2009-05-25
魔女薬草を作る
写真は、ミニトマト。
わきめがいっぱい。
・
雨が沢山降って、
カブについていた芋虫が
何匹もおぼれていました。
こういう駆除の仕方があったのですね。
・
アイスプランツをお店で食べたお客様が
とてもおいしかった。
とおっしゃって、
株がほしいというので、
大鉢に植え替えたものを、
買っていかれました。
それより大きな株を店の前に並べました。
育てたものが直接おいしいといっていただけるなんて、
うれしいですね。
・
ズッキーニの雌花も咲き出しました。
小さな葉なので、心配ですが、
日に日に大きくなってきます。
葉の裏一面についていたアブラムシは
植えかえてから、いなくなりました。
・
バジルの植え替え、
白ゴーヤの定植をしました。
・
ミニトマトのわきめを保険用に、
水に挿しました。
今の時期、少し大きめのわきめを切ったら、
捨てずに水に挿し、
根が出たら、定植すると、
少し遅れるのですが、収穫できる株に育ちます。
これが、
定植してあるトマトが、
何かの理由で、
枯れてしまうことなどがあります。
そういうときに、使えるのです。
ことによると何かやってはいけないことに、
触れるかもしれないかとも思うのですが、
茎から、芽が出る様子は、
私は好きなことのひとつです。
営利目的ではなくて、
趣味の域で許してもらえると思うのですが、
詳しいことをご存知の方は教えてください。
先日無許可で飼っていた蜂が
人を刺したと新聞に出ていました。
初めて、蜂を飼うのに、
許可がいることを知りました。
すずめを飼ってはいけないとか、
カラスを飼ってはいけないなんていうのも
あまり知られていないと思うのですが、
法律は難しいです。
・
新しい品種を作り出した方には、申し訳ないけれど、
植物育てるのって、
とても楽しいことだし、
挿し木だって、組織培養。
増やすのだって、とても楽しい。
法律で、あまり規制しないでほしい。
というか、この法律ざる法。
無理があると思う。よくわからないけど。
・
そうそうゴーヤも
挿し木ができるんですよ。
・
魔女は、薬草作り。
家の裏に生えていたどくだみを抜いたのですが、
あまりにりっぱなので、乾燥させてみました。
十薬という漢方薬。
薬事法があるから、
あれこれに効くとはいえないけれど、
簡単に言うと、
いろいろに効く。
飲むのに、抵抗ある人は、
お風呂に入れるのもいいです。
乾燥させるとあのにおいはなくなります。
お茶にしても早く飲みきらないと腐りやすい。
収穫は、花の咲くころが一番、いい時期です。
カモミールも干しておきたいのだけれど、
そろそろアブラムシが出てきてしまう。
農家の人は栽培するのが上手でも、
加工〜販売までは
この時期とっても忙しい。
だから、綺麗にハーブを育てられても
後回しにされて、
使えないまま、終わってしまう。
楽しい楽しい収穫でさえ、
時間と手間は、かかるのです。
農家の人が仕事をしながら、
西の魔女のようにになろうとするのは、
とても、大変。
すこしでもゆとりの時間が出来たら、
ティータイムにいたしましょう。
自分で作ったハーブティで。
そのときのために、
がんばって、
作っておきましょう。
・
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2008-05-25
ぬかはどう使う。
野菜教室の講習の頃には、雨が上がってきましたが、
畑に入るのは避けてほしい状態でした。
土日しかいらっしゃれない方も多いし、
やむなく畑の作業をなさる方がいても、仕方ありません。
いそがなくていいです。
晴れた日に、
通路と、今回収穫の終わった床に、
ぬかを入れて、表面を、耕して置いてください。
コレは、野菜教室の人だけです。
体験農園のほうは、肥料が効きすぎているので、入れません。
・
このぬかは、今すぐ効くものではありません。
ぬかが、根に触ると、腐敗するときの菌が、
作物に悪影響を与えることもあります。
何しろ生のぬかです。
そのままでは植物は、吸収できません。
発酵が終わって、
分解して、根から吸収しやすくなります。
発酵途中には、菌がたーくさんで、
発酵が終わると、菌が少なくなるのです。
ですから、化学肥料より、扱いが難しいのです。
肥料分も、化学肥料に比べたら、とても、うすいのです。
そのうえ腐敗菌で、作物が枯れるとしたら、いいとこ無しです。
だから、ボカシなどのように、
一度発酵させてから使うのです。
野菜教室では、通路にまいておいて、
発酵が終わった頃、作物に聞くようにしているのです。
これからしばらくすると、地面にカビが生えてくると思います。
元気に発酵(腐敗)がすすんでいる証拠です。
ちなみに、発酵は、有益な菌の増殖で、
腐敗は、その逆だとか。
発酵済みのぬかは土壌改良という大きな役目があります。
そして、化学肥料の吸収がよくなり、
化学肥料の持続性も増すのです。
お店の残り物のビールでもあれば、
ボカシを作ってみるのもいいですね。
なんだかおいしそうな肥料が出来そうです。
・
ポピーの咲いていた跡地に、コスモスを定植しました。
いつごろ咲くのか分かりませんが、ウドンコ病など、出ないといいです。
・
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2007-05-25
いろんな体験をした人が体験農園に来る。
雨の日のお仕事。
ハウスの中の片付け。
けっこうだしっぱなしのものがある・・・。
・
午後から、今の時期おいしいルバーブのジャム作り。
明日、講習会で皆さんいらっしゃるから、どうかなと思って。
あさっては講習会のあと、
12時半から、懇親会もあるし。
分量は、ルバーブ3:砂糖2
しっかりした甘さになりました。
ジャムには、ちょうどよい甘さです。
・
農業公園での講習では、
農薬の使い方を教わり、がんがん使っていた。
というお話をうかがった。
プロの、やり方というのは、
そういうものなのかもしれないですね。
体験農園で教えなければいけないのは、
本当は、農薬のつかいかたなのかもしれない・・・。
りっぱなものを作りたい人には、プロの技を教わりたいのかな。
手で、アブラムシをつぶせとか、
一匹ずつ、
イモムシを捕まえるなんて、
たぶんプロはやらないと思う。
一匹見つけたら、つぶすより、ぜーんぶに
薬まくということをしているのかもしれない。
プロの技って、何なんでしょうね。
・
ただ、ここの農園の場合、
プロであるボスの意識が変わってきていると思います。
病気になる前、虫の出る前に、予防。
といっていたひとです。
営利農業と体験農園(家庭菜園)では、
意識が違っていいのではないか。
やり方が違っていいのではないか。
作品をつくってもらうより、
安心して食べられるいいものつくり。
皆さんの求めているものが、
こちらのおしえたいと思っているものとは
少し違っていることに、
答えようとしているようです。
私は、とにかく、木陰で、安全に、一休みできる
職場になってくれたことが、
一番ホッとしています。
一律に農薬をまけるならまだいいのですが、
皆さん、かける時期がばらばらで、
いつでも誰かが撒いていて、
講習では、ちゃんと教えていても、
使い方を守りきれないようで、
しかも丁寧に大量に撒くから、
ひとつの区画では、少なくても、
総体的な量は、私たちが播く量の4倍くらいになっていて、
隣で収穫している人もいて、
マスクもめがねも手袋もしなくて、
子供に任せている人もいて・・・。
だって、懇親会やっている横で、
薬撒いているわけで・・・。
皆さんの努力のお陰ですが、
初期の頃の農薬の量といったら、
今では信じられないほどです。
どれだけホッとしているか分かるでしょうか。
それでも、こうして、収穫があるというのは、
私たちにも自信になります。
・
以前農業に携わっていたという方も、
体験農園にみえています。
講習をしていても、
釈迦に説法の方も
結構いらっしゃるようです。
前は、こんなにめんどくさい事しなかった
とおっしゃられたこともあります。
もっと効率のよいやり方があるとは思いますが、
どうかここで、農薬の少ない、
面倒な、農業を体験してください。
ほかでは出来ない、農業を、体験してください。
というわけで、アブラムシ、つぶしてください。
・
ほかの体験農園では、どういう風に、
しているのでしょうね。
ちょっと知りたいです。
・
・・・・・・・・・・
2006-05-25
花粉
写真はりんごの実が膨らんできているところ。
はじめはこんなに赤いのに、
大きくなるにつれて、
緑になり、また。赤く色づいてきます。
・
きちんと摘果が済んでいます。
ありがとうございました。
・
今日はちょっと難しいかもしれないけど、
花粉の話。
・
植物の中には、
自分の遺伝子だけだと弱くなることを知っているのか、
雑種でないと、種を作らないものがあります。
人工授粉が必要なものの多くはこのためです。
・
いくらたくさんのおしべがあって、花粉があっても、
自分のめしべについても、実がならないのです。
・
りんご、なし、梅、ブルーベリーなどなど。
(キウイは雄花の木と、雌花の木があるから、人工授粉します。)
・
面白いところでは、キキョウ。
花が咲いて、花粉がが飛んだあとに、
中心のめしべが割れて、
ほかの花の花粉を受粉できるようにします。
自分と同じ株の花粉がつくことまありますが、
少なくともその咲いている花の花粉はつかないのです。
・
雄花の影響が出るのがとうもろこし。
違う種類のとうもろこしを植えると、
本来の、とうもろこしではなく、
おしべの持つ遺伝子の影響が出てしまうのです。
とうもろこしのひげ一つ一つに、
花粉の影響が出るので、
粒がそろわなかったりします。
そんなことは、教科書に書いてあったのですが、
この体験農園で発見したことがあります。
これはどの教科書にも今のところ出ていません。
・
体験農園は普通の農家よりずっと狭いので、
ピーマンとしし唐を隣同士に
植えるのですが、どうも
しっかりしたピーマン、
しっかりしたしし唐が
出にくいようなのです。
そう、中間のような感じ。
・
それで、昨年から、
間に、ナスを3本
両側に、ピーマンとしし唐。
しかも隣の畑の方と、
同じものがくるように植えたのです。
昨年はだいぶ、
しっかりピーマン、
しっかりしし唐に
なっていたと思います。
・
今年のナスは、3本とも千両です。
ずっと、2本千両、
1本長なすだったのですが、
長いナス皆さんなりました?
というか、3本の、違い
よくわからなかったのではないでしょうか?
・
もしかしたら、ナスも、
中間のものになってしまうのかもしれません。
・
このあたりのことも、
レポートにできたら面白いと思います。
・
今日の言葉
雑種は強い