根の張り
写真はキャベツの植え付け。
ぐったりしていますが土が結構湿っているので、
明日にはしゃんとしています。
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石灰と鶏糞がすでに入っているので、これらは、
後から化成肥料の追肥で育てます。
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ほとんどの作物が
一番根をはり栄養を吸収するのは、
20センチから30センチまでの深さで、
それ以上深くても無駄になることが多いです。
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大根やごぼうなどのように地中深く根を張るものでも
深いところの栄養を吸収するのではなく
一番有機物が分解した表層の
20センチ程度のところから養分を取っています。
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この時期、トマトやきゅうりを抜いてみると
根の張り具合がよくわかると思います。
こういう風に畑の整理するときに
根の様子を観察することは大事なことです。
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どのくらいの深さまで
根が張るものなのかよく見ておくと、
元肥の一番効率よく効く深さがわかると思います。
できればそのときに元肥がよく分解しているか、
そのまま残っているかも、確認しておきましょう。
きゅうりのよく育たなかった人では
元肥えが使われずそのまま残っている人も
多かったのではないでしょうか?
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さてここで復習です。
きゅうり・ナス・トマト・ピーマンしし唐
何で、元肥をいれたのでしょうか?
それと元肥ってなんだかわかっていました?
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苗を植えつけるときに、
地中深く先に入れた腐葉土などが、それです。
おもいだしましたか。
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苗を植えつけて、すぐに効いてほしいのが、
土と混ぜながら入れた、
化成肥料です。
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育ってきて、実のなるころに、
根が伸びてきて、
効いてほしいのが元肥です。
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土を深く掘って
やわらかくしておくことは大切ですが、
深く肥料をやることは
むだになってしまうこと
わかっていただけたでしょうか。
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こういう実物は、深く根を張っているので
それに対応できる深さに元肥を置くのですが、
それでも微生物の活発に、
活動するのは表層のほうです。
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来年は、今年のことが参考になりますように。
わからないことはどんどん聞いてくださいね。
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今日の言葉
観察・考察