落ち葉踏みしめ

annietakahama2006-11-17

大きさがわかりにくいでしょうが、
すみの手袋の先で、推し量ってください。
麦は今これくらい。

葱100本ブロッコリーと、
キャベツ少々、にんじん少々。厨房へ。


お袋大根抜いてみました。来週あたりから、
ボチボチ収穫できるでしょうか。

お庭の除草。
月曜に掃いたばかりなのに、
落ち葉は、元以上に、なっていました。


くるみ、桜につづき、
もみじの落葉が終わるまでには、
もうしばらくかかりそうです。

雨上がりだったので、
今年集めた落ち葉を踏みつけたら、
かさが1メートルくらい減りました。


こうしないと、
今年の堆肥のように、
乾いて、朽ちていないところが出てきます。

足踏み体操のつもりで、
気がついた方は踏みつけてくれると助かります。

ヤーコン
今年は本当に見かけません。
これからかなあ。
茨城はいいなあ。


一度作ってみたいです。

今日の言葉
困ったときがチャンスです。
頭のよくなるチャンスです。



2005-11-17 農薬の量
 農家の通常の農薬使用量ってどれくらいなんでしょう。
そもそも通常って?


去年までの5年
体験農園では殺虫剤、殺菌剤、
トマトトーンなどのホルモン剤を用意して、
入園者がかけることになっていました。


今、「虫が出た」といってはかけ
「アブラムシが出た」といっては撒き、
あるいは「出る前の予防」といってはかけ、
私も怖い物だとは思いながらも
だんだん「そういう物なのだ。」
と思うようになっていました。


しかし、隣の人がまいていて、
ウチは収穫・・・と言う素朴な疑問。


任せておいたら、
農薬の減りが早いこと速いこと。
農薬を作るために休日出勤をたのまれるほど。


「ワーっ子供に撒かせてる!」
しかも手袋もマスクも無し。
私だって「こんな危ない職場やだー。」
でも仕方ないのかな。


入園者も「撒いてください」といわれれば
何の疑いも無く撒いている。
中には「これが有機栽培なんだ。」と思っている人がいるほど。

私はずっと園芸や農薬について学んできて、
地方で、減農薬に取り組んでいる人の話を聞いて、
あるいは農薬による障害が出たと言う人もいるのを知っていながら、
何をやっているんだろうとずっと引っかかっていました。


「農家はもっと使っているはず。」
なんて言う何の根拠も無い言葉を
言い聞かせたりもして。


熱心な人ほど来ては撒いているのも知っていました。
その都度「いらないですよ。」と言ってみても
「食べるのは自分だから。」といわれたりで。

今年、園の方針が変わりました。
春はほとんど無農薬でした。
ほとんどと言うのはトータルで20リットルくらい、
どうしてもという方が使えるよう、
一時期、昨年と同じように、置いておきました。


使わなかった方が多かったはずです。
秋は前にも書きましたがサトイモに1回キャベツに3回。
しかもみんな私が撒きました。


私が撒くのはいやだなと言う気持ちもあったのですが、
農薬の量が1回あたり、
4分の1ほどで済んだのです。


回数も減っているのですから、
どれだけ安全な職場になったか分かりますか?
いまは試験的に安全無害と言われているIさんからいただいた、
木酢を置いてあります。


一リットルくらいを薄めた物で、
たくさんではありません。もう無くなるほどです。

農薬を使わないと、
皆さんの苦労は大変な物になりました。


「薬をくれー」と何度、詰め寄られたことでしょう。
全部抜いてしまう人もいたし。


でも「キャベツも7つだけだから、がんばって」とはげましましたが、
芋虫を見つけるのは簡単にいうほど楽ではありません。
とくに年配の方は見つけにくいらしいのです。

たぶん何人かは収穫の減る人もいたと思います。
でも、私達が伝えたり考えたりしなければならないことは
たくさんあると思います。


いい作物がけして、
形の立派な物ではないと言うこと。
い・い・作物、また考えていきましょう。