理屈っぽい話
写真は、ブロッコリーに付いた
モンシロチョウの幼虫。
分かるかな。
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虫の食べた後があるような野菜でないと、
安心できませんよね。
という大田区から、
有機野菜を求めにきた来園者の質問。
うーん、そうとも言い切れない。
時期を逃して、虫が食べた後に、
農薬をかけることもありうる。
体験農園では、
農薬を極力減らしても、
野菜が綺麗にできる人も多いのです。
・
手間隙かけた物と、
身元の分からないものと、
おなじ土俵に並ぶことが問題です。
安いから、高いからの価値判断も
信用できないし。
有機肥料がすべていいかというと、
抗生物質をたくさん使った家畜の糞尿に
残留薬物があったとしても、
問題にはならないし。
事件が起こるたびに、
いったい何を食べているのだろうと、思う。
疑いだしたら食べるものがなくなってしまう。
気にしていたら、餓死してしまう。
知らないということはことによると、
かなり幸せなことなのかもしれない。
南の国から帰ってきた娘は、
異常なほど清潔すぎる日本を感じている。
他の国がみんないいわけではないけれど、
私もそう思う。
でも、詐欺はよくない。
・
こんなに自然豊かな国なのに、
作物を作らなくなっている国は、おかしいよ。
作物を作っているってことを
知らない人が多いというのもおかしいよ。
べる人も作る人もそれを流通させる人も。
農業って、めちゃくちゃ面白い。
でも、報われるような待遇でないから、
仕方なく、放れていってしまう人がいて、
先祖伝来の土地を手放さなくてはならないほど、
農業をやっていると、損してしまう。
損という言い方が違うかもしれないけど、
生活できなくなってしまう。
・
有機野菜を求める人。
そもそも有機野菜って、
どういう風に出来ているかわかってほしい。
有機野菜に関心があるだけでも、
まだいいのかな。
家康は、農民は、生かさぬよう殺さぬよう
なんてひどいことを言うと思っていたけれど、
今の農家は、死なないうちに、離農しているのだから、
農業をやっていられるだけ、
家康の政策のほうが、すばらしいということでしょうか。
理屈ではないですね、
近くの畑、見に行って、ください。
・
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2007-09-15
冬まきほうれん草は、難しい?
さわやかな風が吹くものの、
暑かったー。
陽に照らされて、真っ赤に色づいたりんご。
おいしそうでした。
・
練馬大根の畑の余ったところに、
お袋大根の種を播きました。
少しですけど。
・
小松菜の種と、ほうれん草の種もまいてみました。
冬のほうれん草には、
今日は暑過ぎたかもしれません。
ちゃんと出るかなあ。
・
昨日の続きと、掃き掃除。
綺麗になるのは気持ちがいいです。
・
ほうれん草の、
春播きは、いつもうまくいくのに、
何で冬はうまくいかないのかなあ。
という嘆きの質問。
そうなんです。
失敗が多いのです。
私たちが播くところは比較的、
うまくでていると思います。
何が違うのかなあ。
春まくほうれん草と、
冬播くほうれん草では種類が違います。
寒さに反応して、トウが立ちやすい作物ですが、
その反応の、敏感さによって、
春播いた方がいい品種と秋播いたほうがいい品種に分かれます。
簡単に分けると
東洋種が秋まきで、冬おいしい品種。
肉厚で、ぎざぎざの葉のイメージ。
西洋種が、春まきで暑さに強い品種。
でも、交配して、いろんな品種が出来ているから、
今はそう簡単に分けられないかもしれません。
種を求めるとき、袋の後ろ書きの栽培適期は、
参考になると思います。
・
今日まいた種が
うまく育たないとしたら、
私の播き方がいいとかいう問題でなく、
暑さが、関係しているかもしれません。
私が播くときは、いつも、
皆さんのまいた後なのです。
講習日より、数日後に播いた方が生育が、
よかったりして・・・。
・
ほかに、考えられるのは、耕し方。
鍬で耕すと、肥料が均一に、混ざりにくいので、
種が肥料に、当たるとか・・・。
・
幼葉が、黄色くなった頃に、石灰の薄めた水をまいたら、
何とか育ったことがありましたが、
アルカリを好む、ほうれん草にとって、
まだアルカリがたりなかったということもかんがえられます。
今年は、草木灰を使うので、即効です。
石灰に比べて、草木灰だと畑が固くなりにくいです。
・
白菜の芽だしもなかなかうまくいかない人が多いようです。
これは暑さのせいでしょうか。
もう1週間様子を見て、
出なかったところに、移植をしましょう。
まだ肥料はいらないです。
・
コメントを書
#10 『今日見に行ったところ、
やはり白菜の芽が・・・出ていません。
高浜さんの姿もなかったので
そのままにして帰ってきました。』
(2007/09/16 21:42)
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2006-09-15 コナガ
少し前だったら、今日が敬老の日なのに、
休みが月曜にいってしまいました。
これってあまりいい改正ではないような気がしますが、
いかがですか。
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ボスのおうちでは、15日は小豆のご飯だそうで、
少しいただいてしまいました。
もち米のお赤飯とは違うようで、
塩味が程よく、とってもおいしかったです。
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神様に上げるためのものだそうです。
こういう習慣があるのが
とってもうらやましいです。
ウチでは伝えようにも何も知らなくて。
・
畑の作物、皆さんいかがですか。
寒冷紗をはずしたとたん、
キャベツとブロッコリーに、虫がついています。
・
先週薬をまいているのに、
まいた人と、まかない人の違いが出ていますか?
それともまいてもまかなくてもそれほど違わないでしょうか。
コナガは、はっきり言って薬ではあまり効き目が無いようです。
能書きより濃くすれば、
いくらか効き目があるかもしれませんが
そうまでして退治する意味がないと思っています。
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昨日に引きつづき、コナガの写真。
表から見て、こうなっていたら、
裏に、孵化したいも虫がいることが多いです。
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もう少し寒くなると、あまりでなくなりますが、
その間に、葉がレースになってしまうと、
株の勢いが落ちて困るので、極力農場にいらして、
葉を裏返しつぶしてください。
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今日は掃き掃除。
そろそろ、
胡桃の実が落ちてきています。
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今日の言葉
成蹊
(道ができるという意味だそうです。名前にした学校がありますよね。
よい桃の実がなる木には、自然と道ができる。ということだそうです。
そういう木になりたいものです。)