植物生態学入門

コルチカムは今年さいているかな。
あればなんですけど。
畑と駐車場との境のところに咲いているはずです。

ファームでは春に畑を全部整理して、
肥料をまいて(元肥)耕耘機をかけます。
だから、今頃種をまいたり、
球根や株を植えて、
年をまたぐ植物は、作れないのです。



でも、春キャベツや、さやえんどうヤ、たまねぎなど、
作って食べたいですよね。

今頃植えつけたもので、
春に収穫のものは、
一度寒さにあたって、
花芽ができるものも、多いです。


イチゴは今頃から定植して、
充実した株に育て、
寒さにあたって、花芽ができ、
春の暖かさで、花が咲きます。


コレを自然に任せていると、5月頃に結実ですが、
この寒さ、暑さの、当てる日数は、だいたいわかっているので、
それを人工的に、ずらすことで、
クリスマスの一番イチゴの需要の多いときに、
イチゴが出回ることができるのです。


だからおうちで、作る時は、
こういう季節感は大事にできるのですが、
好きなときに好きなものを好きなだけ。
というのは、難しくなります。
しかも5月ごろには、蒸し暑さで、病気も虫も多くなります。
ナメクジだって、イチゴが大好きだし、
ダンゴムシいちごが大好きです。


こういう植物それぞれの生理を頭に入れておかないと、
暖かいお部屋で、育てたら、花が咲かなかったり、
せっかく実ができても食べられなかったりしてしまうのです。


農園で言われていることを、やるだけで、精一杯だと思うけれど、
農園で教えていることの裏づけがわかってくると、
もっと植物が面白くなるし、技術も身についてくると思います。


何で、今水をやるのか。
何で、水をやらなくていいのかといった
当たり前で、簡単そうなことの、意味までわかって、
行動できるといいんだけどなあ。


農園では植物学だけでなく、
人間行動学も学べるところです。

今日の言葉
ひとりじゃない





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2007-09-30
栗Ⅲ


今回の栗おこわは、
「コレ、栗、本来の味?」と
息子が聞いてきました。
「いつもと同じ。
砂糖いれた。」と答えると、
「なんかおいしい。」と。
ちょっとかんがえてから、
ああこれが和三盆の味なのね。
「よくわかったねえ。」


甘みなんて
どれもそう変わらないように思うのですが、
和三盆の甘さは、
優しい甘さ。


たいした違いでもないと思うけれど、
使うと料理をほめられることが多いのです。

「お母さん、もう栗おこわ作んないでよね!。」というのは、末娘。
弁当の時間に、友達に食べられてしまって、とても好評だったし、
学校から帰ってきてから大皿半分食べてしまったとか。


意地悪な母は、
今朝もせっせと栗おこわを作りました。


何か保存できる加工をしようかと思っているのですが、
おいしいものはおいしいうちに。
せっせと皮を剥いています。

煮崩れた甘煮の栗に、
洋酒を入れたものに、アイス。
おいしいです。

写真は、昨年の落ち葉を切り替えした腐葉土
もう少し発酵が進むと出来上がりです。
以前は、もう一年寝かすことが出来たのですが、
八幡様が区画整理で、杜が減って、落ち葉も少なくなりました。


今年も12月20日ごろに、落ち葉集めがあります。
畑のために、皆さんぜひご参加ください。

今日は一日雨。





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2007-09-30
くりおこわ


近くの農園の方から、
栗を分けていただきました。


朝から栗の皮むき。
何にするあてもなかったのですが、
結局栗お強に。

栗は、軽くゆでてから剥くと、
とても剥きやすくなります。
剥いたものは、薄めの砂糖で、崩れない程度に、煮ます。


お強は、昆布味のめんつゆをベースにしました。
甘めのつゆなので、
塩と、だしの素で我が家好みにして、
圧力鍋で炊き上げます。


炊き上がってから、栗とあわせて、出来上がり。
栗と一緒に炊くと、栗の硬さがむずかしいし、
砂糖で、下味をつけても、
一緒に炊くと、味がぼけてしまうから
後であわせるだけだから、とっても簡単。


最近は、炊き込みご飯なども、後で、
具と混ぜる 混ぜご飯にしています。
具に味がしみていたほうが、塩味を強く感じるので、
塩分の取りすぎにも、注意できます。





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2006-09-30
講習会(ほうれん草小松菜まき)
 

いきいきという雑誌の取材の方が見えて、
皆さんに、インタビューしていました。
50代以上の女性向けの本だそうですが、
私も皆さんの思いを伺いたいです。

葱はこれくらい土をかぶせても、
もう平気です。

今日葱の育ちの悪い人に聞いてみたら、
夏の間に、土をかけすぎたのが原因のようでした。

涼しくなってきたので、
葉が分かれる少し上くらいまで、
土がかぶったも大丈夫です。
どんどん白い部分が多くなり、太ってきます。

ほうれん草は深すぎないように、筋蒔き。
人差し指の第一関節より深くならないようにしてください。


冬のほうれん草は横に広がるので、
播く間隔を心持広くします。


3列分あるけれど4列も可。

虫の糞があるときはよく探してください。
虫は手で、つぶしとってください。
コナガは薬が効きません。
薬はなるべく使わないようにしましょう。

首大根は1本に。
三浦大根も1〜2本に。
・  
草取りをしてください。

白菜はご近所同士で、
多くできた方にもらってください。

作間に堆肥をまいてください。
通路ごとに、バケツ1杯の堆肥と、
缶2分の1のぬかを混ぜたものを播きます。

11月終わりから、12月のはじめに
収穫祭の予定です。
農園で育てた、小麦で、うどんを打つ予定です。
ボスのお母様にご伝授いただきます。
又ホワイトボードに書いておきます。         講習会の内容以上。

コルチカムの花がとてもきれいで、
多くの方にほめられました。
私が咲いているわけでもないのに、
ちょっとうれしいです。
これだけたくさん咲いているのは
見たことがありません。

今日の言葉
あれはああしてください。


高浜さん、あれをこうするにはどうしたらいいですか?
ああ、あれはああしてください。 で話が通じるようになって来た。
通じ合うのはうれしいけど、名詞が出てこない同士の会話はどこか悲しい。