種を買わない。

雑草の種がこぼれるのには、うんざりだけど、
ナスタチュームのこぼれ種が柔らかな芽をふいています。
ナスタチュームは蒸し暑さに弱く
種を播いて育てると、花の時期が短くあまり好きではなかったのですが、
西の魔女が死んだ」という映画の中で、
とよっといい感じで、サンドイッチに使う場面があります。
それ以来手に入るときはサラダや、パンに使っています。
このナスタチューム寒さに思ったより強いです。
今頃から育てると、年が明けて、大きな株になり
早めに花を咲かせます。
大き目の種なので、播きやすいので、お試しください。


種は買うと、数百円なので、安い気がするけれど、
何種類もになると、案外、金額がかかってしまいます。


育てるのが楽しいからいいの。
とはいえ、
一袋種を買って、使うのは少しだけだと、
ひとつあたり、とても高いものになって、
買っちゃったほうがずっと安い。
なんてことにもなるのです。


いま野菜が高いでしょ。
そうすると種を播いてみようかな。と思うんだけど、
ソウは、うまくいかない。
今400円のレタス。
200円の種を買って、
いったいいくつ育てられるかな。
うまくできる確立も、かなり低い。


そして、うまく育ちあがったとしても、
そのころ、レタス80円なんてこともよくある話。


でも育てるって楽しいと思うよ。
ねぎの根をちょっと、贅沢に残して、植えてみると
薬味くらいには育てるのは簡単だし。

で、たね。
おいしい野菜があったら、
種を取っておいて、播くというのも、面白いです。


昨年食べた食用ほうずきは、育て方が分からず、
ちょっと失敗はあったものの。
種を残して、播いたもの。花も実も見ることができました。


この種買うと高いの。

トマトやかぼちゃも、よく実ったものは、
種をとることができます。
乾かしておいて、時期が来たら、播きます。


今日ね、ゴミ捨て場で、きゅうり実っていたの。
あの、黄色くお化けになっていたきゅうり、
捨ててあったのから芽が出て、今頃食べられるのね。
サラダにしてみようと思う。


そういえば、広尾の段々畑でも黄色くなったきゅうりを
ブルーベリーの下草と一緒に、置いておいたからか、
芽がいくつも出ていたっけ。
なると思わなかったから、抜いちゃったけど。

商業用に作る製品としての作物は、
品質がそろっていないといけないから、
そのつど種苗会社で買う必要があるかもしれません。


自分のところで取れた種は、親の性質は強いものの、
違う品種の花粉が飛んできている可能性が大きく、
また、親の前の世代の性質が出てくることもあるので、
品質をそろえることに重きを置く売り物にはなりません。


でも、自分のうちで楽しむ分には、
そこそこおいしければいいというのであれば
問題なく利用できます。
ことによると、もっとおいしいのや、
強いのが出現することもあるし。


果実も同じ。
果実の場合は根を出させて、台木にして、
おいしい品種の枝を接木するというのも面白いです。


比較的簡単なのがトマト。
おいしいのがあったら、
ぬるぬるを取って、よく乾かして、保存。
4月はじめごろ暖かいところで、芽を出させて、
5月の連休ごろ植え付け。


節約を超えて、育種も楽しいですよ。

今日の言葉
取らぬ狸の皮算用





・・・・・・・・・・・・・・・・・・過去ブログ
2009-10-12
・・・の休日


昨日の栗の続きが結構かかってしまいました。
一日中家にいて、
ゴミ出しのほかは、一歩もでられませんでした。


お手伝いの手があるので、
お陰さまで、畑、お休みが取れます。


ちょっとだけ農閑期。
皆さんにお会いできないのがちょっと残念ですけど。

夕飯は栗おこわ。
しっかりおこげも食べられました。

八ヶ岳で作ったという
食用ほうずきを、友人からもらって、
はじめて食べました。
不思議なおいしさでとってもおいしいので、
ちょっと作ってみようかと思っています。

今日の言葉
好い天気は、晴れとは限らない。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・過去ブログ
2008-10-12
無視できない虫


朝、布団の中で、
あちゃーと言う思い。


いえ、失敗しちゃったわけではないのですよ。
眉のところだから大丈夫かもと思ったのですが
写真のような有様。
やっぱり腫れてしまいました。


目一杯 目を開いた状態。


痛々しいから、人前に出ないほうがいいなどと
家族のものにいわれたりもしましたが、
収まるだろうと思い、帽子を目深に、すごしました。
(でも、ブヨだと、すぐには、収まらないのは、経験済み・・・。)


たぶん、気がついていた方もいらしたと思いますが、
あんまりすごくて声もかけられなかったかもしれませんね。


自分では、目がだいぶ開いている感じで、
違和感が無かったのですが、


帰ってきた時にはは、目の下もはれていたから、
家のものは、驚いていました。
いくつさされているか、見てもらおうと思ったら
顔が黒くて分からないと言われてしまいました。


晴れが引いたら、今度は赤くなりから、
分かりやすくなるかな。


庭からアロエを取ってきて貼ったら、
かなり楽になりました。


こんなものがと思いますが、効き目あるんですよ。
ただし、かぶれる方もいるから気をつけて。

銀杏を今日も、
機械にかけました。
昨日の風で拾った分だけ、
機械にかけたのですが、
かなりの量に。


樽一杯分、機械にかけ忘れても、
気がつかないほどの量です。
次回に回すことになってしまいました。


風で早く乾くし、
早くお店に出せそうです。
かなり人気の、品だそうです。

ほうれん草に虫が。
ことしも出ています。
根を切っていく厄介者です。


今年も出ています。で、
何の対策も立てないから
薬をまいたといわれてしまいました。


他の農園では、
農薬をまいてくれるというご意見も。
だったら、
うちはかなり少ないことを、ウリにしたいです。


でも収穫物が少なくなるのは困るし
対策を講じていないわけではないし、
だからといって、無断で、
薬をまいていいことにはならない。


やはり前の作物を、もっと早く抜いたもらって、
次の準備を早くから始めていればよかった。


カブトムシの幼虫を小さくしたような、
コガネムシ類の幼虫だと思うのですが、
これが根きり虫の正体かもしれないと思っています。
食べているところをみたわけではないのですが、土の中に、よく見かけます。

ほうれん草の株間を、少し、ほぐしておいてください。
今年は土の状態がいいようなので、
必要ないかと思いましたが、
やわらかくなることで、
ほうれん草にとって有害なものが地表に出ないですむようです。


オオハシサンが、
ほうれん草の間をほじくっていたらこんなのが出ていたと、
螻蛄(オケラ)を見せてくれました。
根きりの原因は、こいつかもしれません。


でももしそうだったら、
もう少し、たくさん姿を見ることがあっても
いいのではないかと思います。


ほうれん草の株間の土をほぐす折、
注意して、見つけて下さい。





・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
2007-10-12
何食べてるの。


菜の花の種、赤カブ、カブの種、
お袋大根の種も播きました。
ちょっと遅めですが、どれくらいに育つのか、お楽しみ。


麦は11月にはいってから播きますが、
花の種があるのと、サンチェの種を、ハウスにまけば
大体、秋の種まきは終わります。

お昼に、地粉のピザをご馳走になりました。
摘みたてのバジルが、利いています。
香ばしくておいしかったです。


レモングラスの、ハーブティは
おしゃれで、しかもおいしい。


外で食べるというのも贅沢なひと時でした。

火曜日に、行かれた、バス旅行は、
食の安全についての、輸入食品のお話だったそうです。
実際に、目で見てお話を聞くと、
だいぶ、意識が変わるかと思います。
たくさん勉強されて、かえってきてくれれば、
明日の日本の農業どれだけ大事か、
見えてくると思いますが、いかがでしたでしょうか。

山菜そばの山菜がどれだけ、
薬漬けになっているかということに、
ショックを受けたそうです。


でも、これなどはずいぶん話題にもなり、
報道されてもいるのに、
よほど興味がないと、
伝わっていないのだなあと、
お話を聞ていて、感じました。

だからぁ、
農薬、添加物、
知識がなく使うのは、
怖いんだってば。


自分の口に入るもの。
自分で作っている作物くらい、
もうちょっと意識して使いましょうよ。





・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
2006-10-12
植物ワンダランド


ね、ね、やっぱり2度咲きするでしょ。
キンモクセイ


でも、なんでだかは、わからないし、
まださつまさんだけの意見だと、
データー不足かな。


月下美人も2度咲きします。
七夕のころと、9月ごろ。日の長さかとも思いましたが、
温度が関係するのかな。


植物の生理、
面白いことがいっぱいです。

ハヤトウリの雌花がつき始めました。
これが見えると、後は、大きくなるのが早いです。
植えつけてから育てやすいけれど、
半年かかっちゃうんですよね。


瓜の仲間だけれど、

実の中に、種は1個。
これもまた面白い植物です。


今日は宮本食品さんの竹林で、
竹を切りました。
土曜日に、小学校の20周年の式典に、
お花の先生が使いたいということで、
お願いをして、分けていただくことになったのです。


4本切りましたが、
どれにも、
かぐや姫は入っていませんでした。
小判の1枚も入っていればみんなで、
豪遊できたのになどと、冗談を飛ばしながら、
楽しい作業でした。