そろそろ害虫。

annietakahama2006-05-23

 写真はナスの葉の中に入った葉もぐりバエの食べたあと。
ジカキムシ、エカキムシとも呼ばれています。
通称かも知れません。

 この虫は、大根などの、アブラナ科の植物や、
今の時期だと、さやえんどうなどにも入ります。
葉の裏を見るとゴマ粒ほどの虫がわかるので、
できればつめの先でつぶします。
少量ならいいのですが
多くなると普通の農薬散布ではあまり効きません。
何しろ中に入っているのですから。

 根から吸い上げるタイプのが効きます。
収穫期がまだ先ならば使うのもいいのですが、
ちょっと抵抗があります。
なるべくよく観察して、早めにつぶすのが一番です。
食べちゃっても大丈夫ですが
ミバが悪いし、作物の勢いも落ちます。

 今年は涼しい成果虫の発生がまだ少ない気がします。
それでもアブラムシはいくつか見かけていますので、
早めに見つけ次第つぶしてください。

 大根には黒い芋虫がつきやすいです。
これは捕まえようとすると丸まって落ちどこへ行ったか、
わからなくなるので、注意してつぶしてください。

 ジャガイモにはニジュウヤホシテントウというてんとう虫がついて、
葉に独特の穴を開けます。
てんとう虫はみんないい虫だと思っているととんでもない目にあいますので、
たくさんホシのあるてんとう虫は、退治してください。
 ジャガイモは葉が少々食べられても
芋は大丈夫だから、よっぽどひどい虫でなければ薬はかけません。

 薬を使うほうがずーっと簡単ですが、
できるところまでがんばりましょう。

今日の言葉
ついている人には法則がある