サフランの咲くころ、

annietakahama2006-10-05

銀杏剥き機械。
黒く写っている部分がブラシになっていて、
ここに、皮付きの銀杏を入れ、
塩ビの筒から、水が滝のように出てくると、
電動で回っているブラシにより
段々皮がむけていきます。


ブラシの毛は短く硬いので、
種は落ちずに、
皮だけが水と一緒に、落ちていきます。


今の季節のものは、
まだ硬い皮があるので、
引っかかるものもありますが、
もう少し熟した
やわらかい皮ならもっとうまく
下に落ちると思います。


ブラシに引っかかった
ごみをかたすのは大変ですが、
今までのやり方よりは数段早いです。

 サフランの咲くころは
このあたりだと、10月ごろでしょうか。
以前働いていた園芸店では
秋になると北区・新宿区・文京区の小学校へ行って、
球根販売というのがありました。


今もやっているのかなあ。


スイセン・チューリップ・ヒヤシンス・クロッカスは定番ですが、
後はあまり知られていないせいか
売れないのと、
特に、秋に咲く球根というのは
需要が少なくて、
サフランなどは植える人が少なかったです。

 種苗会社ですからいくらかの余分があって、
売れ残ったクロッカスを、
裏のご自宅の敷石のところどころに
大量に植えたら、
忘れた春になって、
それはそれはきれいに咲きました。

 以前、姉の家に、
スイセンサフランを植えたら、
2頭のイヌが掘って、
どちらかを食べてしまい、
たぶんスイセンだとおなかをこわすと思うので、
サフランだったと思いますが、
とってもハイになってしまい、
夜中中騒ぎまくっていたそうです。


元気になる作用か、
あるいはひょっとすると
覚醒作用があるのかもしれませんね。


イヌにやってはいけないのは、
たまねぎでしたっけ?


たまねぎはユリ科で、
サフランはアヤメ科だから
関係はないと思うのですが。


サフランの赤いめしべが香辛料に使われるのですが、
体を温める作用があったと思います。
イヌが球根を食べると、
どうもおかしくなるようですから、気をつけて下さい。


サフラン
この時期、
売り出されたと思うと
咲く時期になってしまうので、
うまくすると、
安い値段になって
手に入れやすいことがあるかもしれません。


 イヌサフランサフランは、とおーい親戚。
球根の形もぜんぜん違うのです。


サフランは秋咲きクロッカスとも言うように、
クロッカスを大きくしたような形をしたきゅうこんです。
めしべが長く赤いのが特徴で、
クロッカスもコルチカムも赤くないです。


 農園のイヌサフラン(コルチカム)のように、
増えて毎年咲いてくれるといいのですが、
サフランは、チューリップや、クロッカスのように
年毎に、だんだんに小さくなっていくことが多いです。
湿気に弱いのかな。
でも挑戦してみたいですね。


サフランライスの代わりに
クチナシを使ったことがあります。
きれいには染まりますけど・・・


 以前スペイン料理屋さんで、
香辛料のサフランが、
格安に売っていたことがあります。
又買おうと思ったら、つぶれていました。
これが原因だったのかな?

今日の言葉
キャベツの外側の葉までいとおしい。
              体験農園の人の言葉
              もちろん食べるそうです。