プロって?

annietakahama2006-12-07

木村秋則さんのテレビを見ました。
簡単に、8年何も出来ませんでしたというけど、
600本のりんご、よくがんばれたなーと思うより、
なんであきらめなかったんだろうというほうが不思議でした。
すごい人がいるものです。


まだほかにも、こういう従来の農業の常識に、
疑問を感じて、活動している人がたくさんいるので、
取り上げられる機会がもっと増えるといいですね。


私たちもその一人になれたら、
すばらしいことだと思います。

薬がなければ作物は育たない。
というわけではないらしいことに、
体験農園ではいくらか、気がついてきました。
もう一歩踏み出せるといいのですが、
果たして踏み出せるでしょうか?


ここから先は
プロと思われていた
農家の、知識、以上のことを、
考えていかなければなりません。
そういう意味では、農家の人も素人、皆さんも素人、
一緒に考えていくことが出来ると思います。
ご意見お待ちしています。
又いい情報があったら、お教えください。

今日の言葉
育てるのではない、手助けをするだけ。
                  木村秋則




2005-12-07 日が短くなると花が咲く
日の短くなることで、
花をつけるものは沢山あります。


朝顔市の頃に、
普通の朝顔はまだ咲きません。

1年中咲いている菊は自然に咲かせると、
11月頃です。
春秋のお彼岸の需要の多い頃には
そのままでは咲いてくれません。

朝顔市の朝顔も、お彼岸の菊も、
電気を当てたり、暗くすることで、
ちょうどいい頃に
咲かせることが出来るのです。


デンショウギクって聞いた事ありません?
伝承だと思っている人もいるとか。
正しくは、電照菊。


産地では、日の短い今ごろ、
夜遅くまで、電気をつけ
春の彼岸の菊を育てています。


お正月用はそろそろ、
つけていた電気を消す頃でしょうか。

ポインセチアも、クリスマスカクタスも、
12月頃に色づきます。
ただこの植物、日本では寒さに弱くて、
外だと枯れます。

朝顔の実験で、双葉から直接花を咲かせた
株を見たことがあります。
芽が出たら、夜、早く箱をかぶせ、
朝遅く、箱を空けて、
日照時間を短くするという比較的簡単な実験です。


友人の話ですが
生徒にこの実験をさせたところうまく行かず、
原因を探していたら、
夜どうなっているか、
何度も、箱をあけて覗いていたそうです。

コスモスなども短日姓植物ですが、
遅く播くことで、
高さを低く調節することが出来、
咲く時期は従来の物と一緒。
といった育て方が出来ます。


ただ最近は日照時間に関係なく咲く
品種改良が進んでいます。