冬の嵐

annietakahama2006-12-27

昨年の写真を見ると、
今年の麦の育ちの早いことがわかります。


25日に大体の麦踏をしました。
大きくなっているのに何で麦踏をしなかったかというと、
忙しいのもあるのですが、
霜が降りないんです。
だから、根も浮き上がってこないんです。


その上今日の暖かいことといったら、
20度を超えているとか。

昨日の嵐も雷を伴い、
大荒れでした。
環状8号線の春日町トンネルが
豪雨のため、通行できなかったそうです。

大風で、自転車が倒れてしまい、
ちょっと目を離していたもので、
荷台に積んでいたものが
あたりに散らばってしまい大変でした。
近くにいた方が拾ってくださり、
大助かりでしたが、
環八にまで飛んでいってしまったものを
拾いに行くのはとても怖かったです。

作物には被害がなかったでしょうか。
ハウスや、マルチや
寒冷紗など、
飛んでしまわないか心配です。

写真はうまい具合に枯れてくれた、ポーチェラカ。
来年も使えそうです。

今日の言葉
感動や感情は、自分だけの財産
          江原さんの言葉




2005-12-27 麦踏
 小学生の頃の教科書に、
麦踏を手伝っている子供が載っていました。


春には蝶チョが飛びうかう中
キャベツの虫取りをしている絵も。
芋虫を取る手伝いがあるというのも、不思議でしたし、
麦を踏むのがお手伝いというのも、
そういうことがあるのかー。
という域からは出られず、
たぶん先生も、
経験していないのだと思います。

今、練馬で、麦を育てられるということは
もしかしたらとても、
貴重な体験をしているのかもしれません。
小麦の生産のほとんどが外国に頼っているのですから、
農村に行ったからといって、
麦作りを、見られるわけではないのですね。


さて麦踏がなぜ必要かというと、
霜で、苗がういてしまうのを押さえるのと、
もう一つ、
株が傷つくことで、
茎が沢山出るようになるためだそうです。
私のように重い人が長靴で、踏みつけるのではなく、
子供がわらじで、踏むくらいの
力が丁度よかったのでしょう。
そういうわけで、
子供の手伝いだったのですね。

ちなみに、小学校で習ったことの一つに、
国語の教科書に載っていた、
「ちいさいにわとり」(題が間違っていたらごめんなさい。)
の話が
麦に携わる仕事の一つ一つに、
頭の中で唱えています。

小さい白いニワトリは誰がこの種まきますか。
ぶたはいやだといいました。
ねこもいやだといいました。
犬もいやだといいました。
小さい白いニワトリは一人で麦を播きました・・・・

この教科書を使っていたということで、
年が分かってしまいますかね。

麦畑?の写真です。
麦踏体験したい方は
どうぞいらしてください。