月の光

annietakahama2007-09-25


今日は十五夜
煌々と光るお月様にまもまれて、
夜道を、自転車こいでいると、
北海道で、ランプが切れた自転車で、日が暮れてしまい、
電灯なんてない国道を、
本当に、お月様だけが頼りだった心細さを思い出しました。


たまに通る車はあるのですが、民家もなく、
国道から奥まったところに、人の住む明かりが、ぽつんとあり、
携帯電話もなかったので、
やっと見つけたその明かりに向かっていって、
電話を借りた覚えがあります。


もう25年も前の話ですが、
たぶん、今も、あの道は、そんなに変わっていないかもしれません。


東京にいると、月の光がありがたいという、
暗闇の経験はなかなか、ありません。

高速道路を走っていて、感じませんか。街路灯の、多さ。
地方に行くにしたがって、なくなっています。


東京の道路、
車が多い上に、あんなに、明かりが必要なのでしょうか。

写真は、白菜が上手に出た人のところ。
見えにくいいかしら。
なかなかこういう風にはえそろった人はいません。
何が違うのでしょう。







・・・・・・・・・・・
2006-09-25 収穫時?。


にんじん大きくなれなれ。
地面の中ではにんじんがどんどん大きくなっています。


ここのところ雨が降らないせいか、
地面が割れるように育っているのもあります。
収穫までは、もう少し。
寒くなると、甘みも増すようです。

いくつか抜いて、店の厨房に。
あしらいやサラダに使ってもらえるようです。
新鮮な安全なものを使ってもらえるのはとてもうれしいです。
ちなみに、小さいときに、1度薬をかけています。

そろそろキャベツにアブラムシが出てきています。
特に寒冷紗をかけている人は
油断しないで葉の裏をよく見てください。

収穫はいつですかという質問をよく受けます。
初めのころはえっ、何いっているの。
と、質問の意味がわからなかったのですが、

結構多くの人がいつ収穫していいかわからないのです。
中には、言われるまで、収穫しない人も。


小さければ小さいなりに、大きければ大きいなりに、
そんなの自分で考えたらわかるでしょ。


なんて、内心思ったりもしたのですが、
この判断、難しい人が多いらしい・・・。
・ 
スーパーや八百屋さんで、目にするサイズがめやすでしょうよ。
わかんないかなー。
という私の常識に反して、
いつも八百屋さんにいっている方ならともかく、
そうでない人が多い。

それと果たして、
店に並んでいる状態がベストかというと、
実はそうでもない。

見栄えがよくて、買いやすいサイズと、
おいしい時期は確かに違う。
これも皆さんとの話の中で、
勉強させられたことです。

>実りすぎてパリンと悲しい音でわれたてのキャベツ。おいしい。


>袋に入れたら、形になりにくい、
茎の短い柔らかい芽だけのモロヘイヤ。
茎から葉をはずさなくてもいいから調理も楽。おいしい。


>きゅうりは八百屋さんでみるサイズより、
実る半日前のサイズがおいしい。



>にんじんは葉っぱが霜に当たって、
あかちゃに変色したころのもの。
ただし、割れる前がおいしい。



>小松菜とほうれんそうは八百屋さんで見るサイズより、
味が物足りない人もいるかもしれないけれど、
小さめがおいしい。
大きいとえぐみが出てくる。


ほうれん草は霜に当たったほうが甘みは出るけど、
小松菜の大きすぎはよくない。


>ブロッコリーはつぼみの粒が小さいほうがおいしい。


>大根は大きすぎても小さすぎてもだめ。
その品種の最適な大きさがわかるといいけれど。
毎回品種が違うことがあるから、食べて、試すしかない。


>トマトは木で完熟。
ここのところ品種改良で、完熟でも流通できるようなのもあるけど、
まだ、多くは、色がつかないうちに収穫するのが多いと思う。


白いうちにとっても数日すると、真っ赤になるのです。


>ナスはレギュラーサイズより小さいほうがおいしい。
ただし、品種によって、かなり大きさが違う。

書き上げてみると、
いい加減な感じで収穫していたことに気がつきます。

もちろんその時々の事情で、
一番おいしい時期に取れないことがあるのですよ。
第一、おいしい時期にとろうとしたら、
みんないっせいに実るのですから、
ある程度種の播く時期をずらすことができても、
大根いっぺんに食べなければならないより、
おいしくないのはわかっていても早めに食べ始めるし、
おいしいじきに食べ損なえば大きくなってもしまうのです。

こうしてみると皆さんの収穫期に対する不安、
ごもっともです。
もっと勉強して、うまくお伝えできればと思っています。

今日は実習地の整備と、
銀杏の皮むき。
新兵器の機械が導入されるかもしれません。
そうすると私失業?


ぶどう棚を壊す準備。
葱50本収穫。


店の人に、ねぎは、まだ短いから使うところが少ないから
もったいないといわれました。
もう少し土寄せをして、白い部分を、多くして店に出したいですが、
これも、いっぺんに大きくなってしまうより、
今から少しずつ使ってもらえたほうがいいのかな。
収穫の適期ではないですけど。

今日の言葉
どんな業種でも一工夫二工夫できる。 豆腐屋ジョニーの言葉