よいお湿りで。
久しぶりのまとまった雨でした。
移植や、種まきには、いい感じですが、
講習日だと、ちょっと作業がやりにくかったでしょうか。
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学生さんが、卒業のレポートを書くために、
農園に、いらっしゃいました。
農業のテーマは、いろいろなので、
どんな論文が出来るのか、
見るわけには行かないのですが、楽しみです。
都市農業に興味を持ってくれた事だけでも、
うれしいですね。
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雨が降っていたので、
あまり詳しい講習にはなりませんでした。
それに、昨日の暑さとは打って変わり、
今日は、ジャンパーを引っ張り出すほどの寒さで、
講習内容も、それに合わせて、
違う説明となりました。
昨日の方たちには、
葱の土寄せは、もう少し様子を見るようにいいましたが、
今日の方たちには、
どんどん、襟元までかけるようにと説明しました。
さーむかったですね。
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白菜がここ数年うまくいかないことの、
対策を、講じないのかとの指摘を受けました。
今年は、苗を作ってみましたが、
少し大きくなるのが早すぎました。
しかし、潅水施設のある苗間は、育ちが良く、
直播栽培より、断然、
効率が良いことが分かりました。
来年は、全面的に苗をお渡しして、
育てるように、なるかと思います。
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白菜の出来が悪いのには、
今年は、肥料をいれずに作りましたが、
やはり土作りかなと思っています。
前に作物を作っているので、
なるべく早く撤去して、
よく耕すことはとても大事なことです。
それと暑くて、せっかく芽が出ても
小さい苗には、蒸散のバランスがうまくいかず
かれてしまったのではないかと思います。
潅水施設は、少量の水を、
少しずつ時間をかけて、撒くので、
温度も、高くなりませんでした。
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高冷地では直播のほうがいいかもしれませんが、
暑いところでは苗を作って、
移植したほうが、うまくいくかと思いました。
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店側の農園に、お袋大根の種を播きました。
湖水という品種のキャベツも定植しました。
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写真はささげの収穫した鞘です。
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2006-09-29 泥つきの野菜。
夏の間、木陰を提供してくれていたカシの木は、
こうして少しはなれたところから見ると、
1本の木のように見えます。
何本あるか知っています?
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葱の皮むきは機械があって、
空気圧で、吹き飛ばしているのを見たことがあります。
農園の葱は焼肉店の厨房へ出すくらいなので、
多くても100本程度です。
だから機械を使わず、
根を切って、逆さに水圧で泥を飛ばします。
逆さにしないと葉の付け根から土が入ってしまうのです。
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ここのところは簡単に皮をむくだけで、
後は厨房の人に任せていますが、
土を落としたほうが喜ばれます。
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自家製の野菜と八百屋さんの野菜との違いは
この辺にもあるわけで、
お金を払ってでも土のない、
ちょっとゆすげばすぐ使えるものの方が、
人件費もかからず、ずっと楽なのです。
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自家製の野菜を使ったら、
材料費がだいぶ楽になると思っていません?
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収穫してからの処理って、
案外面倒なのです。
土つきの野菜を台所に持っていって、
すべての奥さんが喜ぶとは限らないのです。
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ほうれん草や小松菜は
根を農園で切っていくように勧めています。
根がついていたほうが新鮮そうですが、
根のごみが出ないことより、
土を台所に持っていかないためです。
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それでも根の付近に入った汚れを落としたり、と、
八百屋さん状態になるまでには、
まだ手がかかるのです。
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そんなわけで、ウチの焼肉店では、
できる範囲でですが、
自家製野菜を使っていることは、
新鮮ということだけでなく、
結構贅沢なことなんですよ。
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明日は秋の作付け最後の講習会です。
今年度最後の種まきです。
今回来れない人も1週間くらいのうちに、
小松菜とほうれん草を播いてください。
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それより遅れると収穫が極端に遅くなります。
この時期1日の遅れが1週間くらいの遅れになるといっても
過言ではないのです。
春播きとはわけが違います。
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取材の方が見えるそうなので、
皆さん協力してあげてください。
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今日の言葉
おかげさま