寒冷紗は、虫除け。
寒冷紗をはずすタイミングというのは、
いろんな考えがあると思います。
そもそもボスは、中で蒸れたり、虫が大発生するするから、
鳥の被害の心配がなくなったら、
はずして、後は薬で、害虫の予防に勤めるのがいいと考えていました。
体験農園のように、毎日これたり
2週間に一度くらいしか来れなかったりするいろいろな人を、
同じに指導するのは不可能なことなので、
一番効率よくするということでは、
寒冷紗をかけずに、
薬を撒いていけば、どんな人も、そこそこのものができると思います。
または、こちらで、
かけるというのも可能なのです。
でも、体験農園では、いろいろな人が収穫の時期が違うので、
薬を撒くのに、危険が伴います。
薬を撒いているそばで、
収穫しているわけです。
・
私は、安全な職場にしたいので、
薬をかけることは強力避けたいのです。
それと皆さんの声の中に、
薬まみれのものはどこでも手に入るけど、
そうでないものだからこそ自分で作りたい。
薬まみれでもりっぱな作品を作りたいという意見もあります。
農業を教えるときには、
どちらを教えていいのかは、分かりません。
・
数年前から、
農薬を使わなくなりました。
害虫の大発生を経て、
寒冷紗は、
鳥除けだけでなく、
多くの害虫かから、
作物を守る事が分かりました。
今使っている寒冷紗は、遮光率が低いので、
ほとんど作物の成長に、影響は、ありません。
ただ、ボスが懸念するように、
風通しが悪くなるので、
もし害虫が入ってしまった後に寒冷紗をかけると、
ムシにとっては、パラダイスになるのです。
天敵も入ってこれないのですから。
今年もそういう人何人かいるのですよ。
こういう人は一度寒冷紗をあけて、
退治してから、またかけて置けばいいのですが、
こういう人は、種を播いてから、
一度もこられない人が多いのです。
それでも寒冷紗をかけると、
ムシが入ってしまったにしても
これからつく虫については、
だいぶ、防除できるのです。
・
そんなわけで、今寒冷紗かけっぱなしの人は、
一度、はずして、中の様子を見てください。
ぼろぼろにになっている人も
根気よく虫退治をしてください。
まだ間に合いますから。
まだモンシロチョウがいっぱい舞っているでしょ?
卵をどこに産もうかと探し回っているのです。
だから、できれば、また、
かけておいたほうがいいと思います。
白菜にもヨトウムシがつきます。
竹串を持って、いざ!
・
大根は、もうすぐ収穫になりますから、
そろそろ、寒冷紗を取っていいでしょう。
大きくなったもの同士、
だいぶ窮屈な思いをしていますから。
ただ、今年はカブラババチといって、
黒いイモムシが沢山出ています。
それからあぶらむしも集団でいるのを
見かけるようになりました。
寒冷紗を取ったついでに、
ムシのいる人は、退治してください。
これらがでると
ことによると、
全滅になるかもしれません。
寒冷紗を取って、
発見しやすくしておきましょう。
・
というわけで、寒冷紗は、
もうはずしたほうが成長にはいいのですが、
まだ、虫は狙っていますよ。
そんなわけで、
収穫間際のもの意外、
特にアブラナ科の植物は、
かけておいたほうがいいんじゃないの?
というのが私の意見です。
・
いつ行ったらいいですか?なんていっていないで、
忙しいとは思いますが、
とにかく、畑に足を運んでください。
・
今日の言葉
今日の幸せ、3つ思い浮かべて。
・
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2008-10-20
柿も色づき
風が吹くと、
銀杏が落ちる。
かがみながら拾うのは
ちょっとしんどい。
拾っているとまた落ちる。
こんなくさいもんが頭にあたったぁ。
・
ねぎの土寄せ。
あと3列で、
一通り終わり。
今日は暖かくて、
除草をしていると
蚊がワンサカやってきました。
蚊取り線香をつけました。
今日だけでは終わりませんでした。
・
一年生から。
農薬つかわなくて、
こんなにできるんですねえ。
と感激の声。
そうなんですよ。
農薬をやらないとできないと、
信じている人に聞かせてあげたい。
とってもうれしい感想を
聞かせてもらいました。
・
にんじんの収穫。
かなり大きくなっている人もいます。
まだしばらくは大丈夫だと思いますが、
大きくなりすぎると、割れてしまいます。
食べられないわけではありませんが、
商品価値が無くなります。
気をつけてください。
・
青首大根もカブも、
一気に大きくなっています。
もう少し。と思っているうちに、
時期を逃してしまいます。
葉っぱをめくって、
大きさを確かめてください。
・
カブの成長にはばらつきがありますが、
早い人はかなり収穫が終わっています。
葉っぱも、白い部分同様
塩もみでもおいしいし、
味噌汁の具、
油揚げと煮浸し。
など、
今年は、虫が少なく、
きれいに仕上がっているので
ぜひ食べてください。
・
小松菜の収穫の始まっている人もいました。
正月のお雑煮に使えるといいなあと思っていたのですが、
早いです。
・
ねぎの収穫をしているひとも。
太さはそこそこいいと思いますが、
もう少し土寄せをして、
白いところを長くして、
12月ごろ食べられるといいかなあと思っていますが、
市場との価格も考慮して、
買うより得なようだったら、
ちいさくても収穫。
というのも、いいかもしれません。
・
講習が無くて、
ほっと一息ついている人もいるのでしょう。
春ほどあわてなくても
収穫時期に余裕があると思いますが、
そろそろ、秋の収穫の心の準備、してください。
・
柿の色がついてきました。
どうするのか問い合わせがありますが、
お店に並べるつもりでいます。
気になるとは思いますが、
もう少しお待ちください。
・
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2007-10-20
うどん打ち大会
うどん打ちの体験は
いかがだったでしょうか。
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早くからいらして、
準備をしていただいた方、
ありがとうございました。
・
これだけのこだわりのうどん、
東京都内で味わえるというのは、
本当に贅沢なことだと思います。
・
粉は国産、練馬産。
種をまいたのは
小さい白いニワトリではなく、私。
農薬をかけずに、育て、
刈り取り、
防腐剤も防虫剤の洗礼も受けず、
区内の、
製粉所で今月挽いてもらった粉です。
とってもとっても貴重な粉です。
・
うどんを打つ人は多いでしょうが、
ここまでこだわることはなかなか、
出来ないことではないでしょうか。
小麦の自給率が10パーセント前後だということを考えると、
今日の、うどんは、幻のうどんだというのも、
大げさなことではないということが
分かっていただけるのではないかと思います。
そして、ボスのお母様の手つき鮮やかな、
のし方、切り方を教われたことも、
とても、うれしいことでした。
お母様にあやかって、
御長寿庵ことぶきうどんとしましょうか。
おいしい体験ありがとうございました。
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写真は、うどんを切っている先生方の後姿
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2006-10-20
アキノキリンソウ
写真は、ハヤトウリの雌花、
どんどん咲いてきています。
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氷川台で、アキノキリンソウを見ました。
アキノキリンソウは、
明治時代に、帰化した植物で、
切花としても、使われていました。
根に、ほかの植物を枯らして、
繁殖する成分があるそうで、
空き地にあると、種で増え、地下茎で増えていくので、
あっという間に増えてしまいます。
最近になって
花粉アレルギーの原因になることがわかってから、
この辺でも、
だいぶ数が減ってきているような気がします。
空き地が減ってきているのと、
空き地があっても遮光性の高いシートが
使われることが多くなったからかもしれません。
気がつくと知らないうちに、
風景が変わっているのですね。
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今日の言葉
秋の日の釣瓶落とし
つるべって漢字で書くとこうかくんだ。